2017.11.8

運命の1本と出会える
アンティークの魅力・・・ byスタイリスト 平沼洋美

最近は、お洋服同様に、手元のコーディネートを楽しんでいます。ヴァンドーム自体はクラシカルで端正な時計ですが、セリーヌのバングルやヒロタカのリングなど、遊び心のあるモダンなデザインとも美しくマッチ。カルティエのタイムレスな魅力を痛感しています。

最近、愛用している時計は、カルティエの「ヴァンドーム」。去年の年末にHIROBで購入したアンティークです。何の気なしに友人と買い物をしていたのですが、ふらりと入ったそのアンティークショップで、ピンとくるものがあり即購入。黄色みを帯びたフェイスのカラーと飴色のベルトが醸し出す、どこか懐かしくなるようなヴィンテージ感に、ひと目惚れしてしまいました。

アンティークの魅力は、なんといっても人と被らないところでしょうか。見つけた瞬間にピンと来て“運命の出会い”を感じてしまう感覚も、嫌いではありません(笑)。今は日々仕事に追われていることも多いので、時計は、忙しい時を一緒に乗り越えてくれるパートナーのような存在なのかも。スタイリストという職業柄、日頃からたくさんの時計を見ていますが、アンティークショップでは、見たことのないデザインに遭遇できるのも楽しみのひとつ。お店の方に、その時計にまつわるストーリーを伺えるのも、とても興味深いですね。

カルティエの「ヴァンドーム」は、フェイスが薄く、肌に吸いつくような軽やかな着け心地。そんな佇まいが、私のカジュアル&ベーシックな着こなしに、年相応のエレガンスと女性らしさを纏わせてくれます。どんなスタイルにも合わせやすいシンプルなデザインでありながら、さりげない華やかさが漂うのはカルティエならでは。今はスクエアフェイスが欲しいので、次に手に入れるなら「タンクアメリカン」を。仕事で達成感を得られたタイミングで、ご褒美として購入したいですね。


CREDIT:
バングル/セリーヌ
リング/ヒロタカ
コート/ベルシュカ
ニット/ドレステリア
パンツ/トゥモローランド
ローファ/トッズ

PROFILE 平沼 洋美さん

『CLASSY.』『25ans』などの女性誌を中心に活躍中のスタイリスト。趣味は旅行で、今年だけでも、ロンドン、ベトナム、カンボジア、宮古島へ。

構成・文/村上治子