初秋に続き、先週末に秋→冬の衣替えを完了しました。そして、すっかり冬模様のワードローブを見渡して……(いや、見渡す前から分かっていたんですが苦笑)本当に黒が多い。コート、ジャケット、パンツを中心に黒、黒、黒のオンパレード♪

今回は、やっぱり黒が好きのお話。

カシミアのニットにスーパーハイウエストのパンツを合わせて。まるでカマーバンドをしているかのような印象に仕上がり、シルエットにメリハリがつくれるのでお気に入り。


この日はイベントでした。受付業務とinstgramのライブ撮影の担当。つまり“黒子(くろこ)”に徹する日です。というわけで、黒でシンプルにまとめてみました。

イベント中、大草編集長はおしゃれ更年期に突入し、そのトンネルを抜けた先に「黒」があったという話をしていました。ライブ撮影をしつつも、「私はずっと“黒”と並走してきたな〜」と考えていました。

「ハッキリした顔立ちなので、黒が強すぎたのかもしれない」と編集長。「そうか、私はまったく逆なのだよな」と(心の中で)私。もんやりとした顔立ちなので黒のシャープな強さに助けて欲しかったのだな、と妙に納得してしまいました(笑)。

大森流「黒」の楽しみ方

  • 黒を着るときは、個性的なデザインを着る。「無難だからと、なんとなく黒を選んだのではない」という意思を感じさせる。
  • 全身黒にピリリッと山椒のように色を効かせる。この日はターバンで。大きめのピアスなどのアクセサリーや赤リップでも♡
  • バナナ・リパブリックのコートを羽織って。オールブラックでまとめて、個性的アウターをONのシンプルさで勝負♪


黒は便利だからこそ、難しい。もちろんそうなのですが、だからこそおもしろい、とも言えると思っています。「気分に合わない」と疎遠になる時ももちろんあります。似合う、似合わないという尺度で見てみたならば、もしかしたら私にとって黒はベストチョイスではないのかもしれません。でも、私がファッションを楽しむ時に心意気をこめやすい盟友カラーであることは確信しています。長年お付き合いしているからこそ、自分の「おしゃれの今」を定点観測できる腐れ縁カラーと言ってもいいのかもしれません。

ターバン/H&M
ニット/ドゥロワーで購入
パンツ/アン・ヴァレリー・アッシュ この日と同じ
時計/シチズン×C この日と同じ
靴/ZARA この日と同じ

集合写真)
コート/バナナ・リパブリック

大森葉子

主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。

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