2017.12.6
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【番外編】
デリケートゾーンの疑問やお悩みに、
植物療法士 森田敦子さんがお答えします!

こんにちは、ライターの村上治子です。大変お待たせいたしました! 連載中に募集させていただきましたデリケートゾーンについてのご質問に、『潤うからだ』の著者であり、植物療法士の森田敦子さんからお答えをいただきましたので、ご紹介させていただきます。全体的にVIO脱毛に関するご質問が多く、代表的なものに絞らせていただきましたが、何卒ご了承ください。
 

 

Q1:
約5年前、小さなショーツを美しくはくために、病院でVIO脱毛をしました。当時は、Iラインの内側は追加費用がかかり、また痛さもあったために、多少幅が狭くなった程度で終らせてしまいました。ですが、最近テレビで、介護を経験された方が将来のためにVIO脱毛するというトピックスを見て、自分の状態が中途半端に感じられるように。介護のために脱毛される方は、皆さん全面的になくすのでしょうか? 現在44歳ですが、今からノーヘアにするには娘の視線も気になります。 

A1:
まず、昔と今とでは、脱毛にまつわる環境は大きく変化しています。介護を見据えた脱毛であれば、少なくともIとOは、すべてなくすことをおすすめします。もしも将来、おむつの世話になる場合も、格段にケアしやすくなり、清潔で心地よい状態を保てます。かゆみやムレも起きにくくなりますよ。2016年には、脱毛機器が医療機器として認められ、安全性の面でも従来以上に安心できるようになりました。Vゾーンに関しては、ご自身の気分が落ち着かないのであれば、無理になくす必要はないでしょう。

 

Q2:
連載記事をみて、アンダーヘアの処理を10年ぶりにしてみました。カミソリを使いましたが、Iラインはすべて剃り落とし、Vラインは形を整える程度に毛をすく感じで処理をしました。すると、パンツをはくとチクチクとかゆくなるように。現在1週間が経ちましたが(注:お悩み投稿時)、まだチクチクしてとても不快です。カミソリで処理したのがよくなかったのでしょうか? ちなみに、Iラインは何ともありません。脱毛はしたくないので、Vラインを整えられる、脱毛以外の方法を教えてください。

A2:
アンダーヘアの剃刀はあまりおすすめできません。自分から見えにくい場所を処理するにはとても危険な方法で、万一、手が滑ってしまったら大変です。さらに、新しい毛が生えてくる際はショーツに引っ掛かってしまうため、どうしてもチクチクしてしまいますよね。なかには、生え始める時に多少の痛みを伴う方もいらっしゃるそう。IとOだけでも構いませんので、やはりクリニックで脱毛されることをおすすめいたします。

 

Q3:
連載にあった“健康面や介護の観点から考えるVIO脱毛”は、目からウロコでした。挑戦してみたいと思いましたが、どのようなサロンに行けばよいか迷います。よろしければ、ご紹介をお願いいたします。 

A3:
早く着実にきれいになるためには、クリニックでのレーザー脱毛がおすすめです。最近では、白髪に反応するレーザーも登場しているよう。全国には様々なクリニックがありますので、インターネット等で検索し、ポリシーや金額などを比較して、納得できるところを選んでください。具体的には、都内でしたら、広尾にある「天現寺ソラリアクリニック」はいかがでしょうか。通常、看護師が行う脱毛後の肌のケアを医師がしっかりと行ってくれ、さらに膣萎縮を予防するための医療機器も揃えているなど、ホリスティックに膣ケアができるようアドバイスをいただけますよ。

 

Q4:
日中はなんともないのですが、就寝時にデリケートゾーンに痒みをともないます。そのため、最近はおりものシートの使用も止め、就寝時はノーショーツで眠るなど、できるだけフリーな状態にしていますが改善されません。婦人科で診てもらいましたが、特に病状は出ませんでした。何か治す方法はあるでしょうか?

A4:
婦人科の問題でないとすると、肌の乾燥が原因という可能性が。乾燥はかゆみを引き起こしますので、まずは肌状態をよく観察し、カサカサしているようであれば、専用の保湿剤で日々の保湿ケアをしてみてください。敏感な場所なので、ステロイド系の軟膏は避けた方がよいと思います。また、炎症が見られる場合は、皮膚科を受診してくださいね。

 

Q5:
ムレや黒ずみが気になることもあり、シルクのショーツを身につけたいのですが、ボトムスにひびかないタイプのものを見かけたことがありません。また、シルク製品は洗濯にも気をつかうので、シルク100%のパンティライナーがあればいいなと思うのですが、そのようなものはありますか?

A5:
確かに、ムレや黒ずみなどにはシルクやオーガニックコットンがおすすめです。ただ、シルク100%でボトムスに響かないものを探すのは、なかなか難しいですよね。下記にシルクのランジェリーブランドとオーガニックコットンのパンティライナーをご紹介しますので、よろしければ参考にされてみてください。

・「バサラ」シルクランジェリー
・「シシフィーユ」オーガニックコットンのパンティライナー

 

以上、デリケートゾーンについてのQ&Aをお届けしましたが、知りたかった答えはありましたでしょうか? 今回、脱毛に関するご質問が多かったことは、森田さんもおっしゃる通り、いよいよVIO脱毛が市民権を得てきたことの表れなのかもしれませんね。VIO脱毛といえば、私は最近、やっとブラジリアンワックスを初体験。レーザーに比べると表面的で軽やかな痛み、且つ一回の施術でツルっと不毛地帯が完成される爽快感は、なかなか病みつきになりそうでした。さらに「今日から始めます」と宣言した途端に生理になり、結局まだ始められていない膣のオイルマッサージや、気になっている膣トレ、もっと気になっている最新鋭のセクシャルトイなど(笑)、膣まわりに関して追求できることは、まだまだありそう。本連載をご愛読くださった皆さまも、ぜひこれを機に、膣まわりへの興味・関心を高めていただけましたら幸いです。
 

 

<新刊紹介>
『潤うからだ』
森田 敦子 著 ¥1200 ワニブックス
「あなたは、膣まわりのケアをきちんとしていますか?」この質問に自信を持って「ハイ!」と答えられる日本女性は、たぶんそう多くはないでしょう。日本での植物療法の第一人者である森田敦子さんが、本場フランスに留学していた当時、何よりも驚いたのは、日本人とフランス人との膣まわりに対する意識の差だったそう。生理や排泄、セックスから妊娠、出産まで、膣まわりは女性の人生にとって欠かせない場所であり、実は、からだのなかで最も繊細な器官。そんな大切な膣まわりとの向き合い方を、植物療法士としての豊富な知識と経験をもとに、多角的に解説しています。膣まわりは、女性の健康や精神バランスを推し量る上でも、重要なバロメーター。正しい知識と的確なケアを知ることで、女性が女性らしく輝ける「潤うからだ」を手に入れたい!

 

文/村上治子 構成/川良咲子(編集部)