ライターの昼田さん、スタイリストの望月りっちゃん、そして編集鈴木まで。今日のミモレの記事、「コート自慢さん」が揃いました(笑)。秋が短く、冬が早くやってきたので、レザーのライダースにファーのベスト、みたいな「合着」がほぼ出番がなく、こうしてコートを長く楽しめる今年は、それはそれで良いのかもしれません。

みなさまのコート、とっても素敵でしたが、私もコート自慢しても良いですか？　エアロンと言うブランドのフーディコート。なんとエアロン、ハンガリーはブタペストのブランドです。30代の女性２人で立ち上げたブランドで、デザインから製造まで、ハンガリー国内で行っているのが特徴です。まだまだファッションの盛んな場所――とは言えないハンガリーで、世界的（ブランドスタート数年で、既に世界１５か国で展開されているのだそう）な成功を収めたブランドとして、とても注目されています。

秋、背中のばっくり開いた(笑)ニットもご紹介しましたが、シンプルで上質なものづくりの中に、どこか個性が光るデザインポイントがあって、さらに色出しも独特でとってもきれい。スウェードなどのレザーの使い方も上手で、デザインも素材の使い方も、「長く使える」のが、今の時代に逆に合っているなあ、と思います。人件費などの要因から、ヨーロッパブランドなのに、レザーなどの素材を選ばなければ、「買える値段」なのも好きな理由。

このフーディコートは、実はサイドに同色のレザーテープが張ってあるので、10万円以上しますが、ずっと長く大切に着ようと思います。