arikoの食卓』『arikoの食卓 もっと食べたい』のヒットで人気料理インスタグラマーとして誰もが知る存在となったarikoさん。1冊めの本のとき18000人だったフォロワー数は、いまや88000人以上!
arikoさんの料理の魅力は、“インスタ映え”はもちろんのこと、写真だけでも伝わってくる「たぶんすごくおいしそうな」味、食欲をそそるボリューム感、センスのいい器づかいにあります。料理家が作った料理のための料理じゃない、ファッションライターという仕事を抱えながら家庭で日々作られている本物の家庭料理だからこそ、たくさんの人の心を動かすのかもしれません。

 


そんなarikoさんが出した2冊の本は、インスタをベースにまとめたものだったので、読者から「分量がわかるきちんとしたレシピが知りたい」というリクエストが殺到! 本人いわく「いつも目分量だから……」というところをあえてお願いして、分量を出してもらったのが新刊『arikoのごはん』。材料と分量、そして作り方をしっかり明記した完全レシピは初公開です!


見た目も味も!
「いいね」3000超えパスタ

インスタ映え=見た目ばかり、必ずしもおいしいわけじゃない。そう思っている人も多いのでは? 実際、やたらカラフルだったり奇抜なデコレーションの写真で「いいね」を稼ぐ人もいますが、arikoさんに限っては違います! ここでは「私もだけど、みんなも“魚卵”が大好きなんだなあと思う」という、いつあげても「いいね」が3000以上つく大人気の明太いくらパスタをご紹介します。


明太いくらパスタ

 

 材料(2人分)
・パスタ(スパゲッティーニ) 200g
・明太子 2本
・いくら 大さじ2~3
・青じそ 4枚
・バター 20g

 作り方 
① バターは室温に戻す。パスタは表示通りにゆでる。青じそはごく細い千切りにする。
② ボウルに明太子を入れてほぐし、バターを合わせる。ゆでたてのパスタを加えてよくからめる。
③ 器に2を盛り、青じそといくらを飾る。

 POINT 
① 冷たいバターはめんとからみにくいので、必ず冷蔵庫から出して柔らかくしておく。


明太子といくら、というぜいたくな魚卵のダブル使い&バターが味の決め手。いくらをうにやとびっこに変えても。arikoさんは、途中でキムチを加えて“味変”させるのがこのパスタの隠れたお楽しみだそう。

arikoのごはん』より

arikoさんのレシピ第3弾 マッシュルームのサラダは、12月24日(日)公開予定です!
 

ariko
『CLASSY.』、『VERY』、『HERS』の表紙やファッション、食関係等の企画を担当する編集ライター。大学生の息子と夫の3人家族。 おいしそうな料理にセンスあふれる器使い、信頼できるお店情報など、おいしいもの好きが注目するインスタグラム「@ariko418」は、現在(2017年11月)、フォロワー数が88000を越える人気となっている。 『arikoの食卓』、『arikoの食卓 もっと食べたい』(ともにワニブックス)に続く今回の本は、待望の初レシピ本。

 

『arikoのごはん 私もみんなも好きな味』
ariko 著 1300円(税別) 講談社刊

京都出身の母から受け継いだ味、食べ盛りの子どもと夫が好きな味、編集ライターとして忙しい毎日を送るarikoさんならではの手軽においしい味……
インスタ人気No.1のレモンパスタ、とうもろこしご飯との相性抜群の豚ばら角煮カレー、あと一品ほしいときの野菜料理いろいろ、インスタ映え抜群のアボカドツナメルトトーストなどなど、リクエスト殺到の完全レシピを初公開!


第1回「酢でさっぱり!チキンアドボの作り方」はこちら>>

構成/山本忍(講談社) 撮影/結城剛太