みなさま、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします! カレンダーの関係で、仕事始めしたのにまたすぐに祝日がやってきてしまい、労働意欲がアップしづらいったらありゃしない。(←お正月休みボケを暦のせいにしたい人)

さてさて、今回はファーアウターの話です。今季はいつも以上にファー、なかでもフェイクファーが多くラインナップされています。昭和なワタクシは、このように「フェイクファー」と言い続けていますが、オサレマガジンなどを見ると「Faux Fur(フォーファー)」とか表現されていますよね。ステラ・マッカートニーはいち早く「ファー・フリー・ファー」を発表しましたし、リアルファーを使わない宣言をしているブランドも増えてきました。

コートではなくジャケットタイプ、しかもなかなかにボリュームがあるところがお気に入り。ファージャケット/ロク ビューティアンドユース スカート/シンゾーン(このときにご紹介したもの

ということで、私もフェイクファー(まだ言ってる)にトライしてみました。明るいブラウンのジャケットです。まず何よりも驚いたこと、それは・・・「あ、あ、あったかいよぉ」ということ! 本当にあたたかいのですね!! インナーはニットだと暑すぎるくらいで、スウェットがちょうどいいかも。着ぐるみのみなさんの気持ちがようやくわかりました。

それから、ファージャケットってもしかして、ものすごく小柄さん向けのアイテムなのではないかしらん、と感じています。常々私がそのスタイルをうらやましく思っているような、背の高いすらっとさんから「いいなー、ファーを着てもキュートにまとまって。私は背があるから、迫力が出ちゃうんだよねー」と言ってもらえたのです。小柄さんチームがうらやましがられることなんて、そうそうありませんよ、奥さん。たしかに、小柄だとファーを着ても怖くはならないです。何かの小さなキャラっぽくはなるけど!

にしても、このファージャケット。女友達や仕事仲間は「お、さっそく取り入れてる!かわいい!!」といって褒めてくれますが、問題は男性陣・・・。夫は可愛いとも、カッコいいとも、素敵とも思えない、つまり理解不能なファッションに対して「なんか、すごいね」という表現をしてくる、ある意味ハートの強い人です(ニヤリ)。このファーを見た時も少しの沈黙のあとに、「なんか・・・とっても・・・あったかそうだね・・・」と言ってきました。うん、とってもあったかいよ(ニッコリ)!!