2018.1.17

ジュエリーのように身に着けたい
カルティエウォッチ名品リスト

女性が時計を選ぶ時、その目線は、限りなくジュエリーを見つめる感覚に近いような気がします。男性が機能性やうんちくを重視するのに対して、私たちは、ゴールドやダイヤモンドの輝きにうっとりし、用の美を湛えたデザインに心を動かされ、ブランドの美学そのものとも言えそうな女性像に憧れて、それを手に入れたいと思うのではないでしょうか。

そして、そんな“ジュエリー寄り”な時計選びを満足させてくれるのは、やっぱりカルティエなのかもしれません。フランスの老舗ジュエラーが創造する時計には、伝統に培われた気品と王侯貴族の美意識に応えてきたエレガンスが漂います。実際に、カルティエの時計を選ぶ人のなかには、「いくつもブレスレットを重ねるより、時計をジュエリー代わりにしている」という意見もチラホラ。たとえば、ケースとブレスレットが一体化しているかのようにも見える「サントス」や「パンテール」は、まさにゴールドブレスレットにも似た優雅さ。オーバル型を引き伸ばしたようなケースが個性的な「ベニュワール アロンジェ」は、まるで身に纏うモダンアートのようです。
 

スタイリスト 斉藤美恵さん
「サントス ドゥモワゼル」

OLからスタイリストに転身した経歴を持つ斉藤さん。日々の装いは、転職後の方が俄然カジュアルになったそう。デニムと海が大好きで、1年を通して日焼けをしていることも多いという斉藤さんは、そんな小麦色の肌とも相性抜群のイエローゴールドの時計を探していたそう。
たくさんの時計をリサーチし、選んだのはカルティエの「サントス ドゥモワゼル」。ブレスレット部分のパーツが細やかで、キラキラと女性らしい煌めきを放つのも魅力。なかでも夏は、“デニム&ビーサン”というリラックスしたスタイルにジュエリー感覚でプラスすることで、装いをクラスアップしているそうです。

PROFILE 斉藤 美恵さん

女性誌を中心に活躍中。ベーシックを軸にした高感度な大人カジュアルにファンが多数。

 

ビューティーサロン経営 寺谷真由美さん
「ベニュワール アロンジェ」

30代半ばの頃、ユニークなデザインのケースにひと目惚れして購入。その後、スマホで時間を確認するようになると、しばらく使わない時期が続きましたが、小麦色の肌を手に入れ、ゴールドアクセサリーが映えるようになった昨夏頃から、再び「ベニュワール アロンジェ」のマイブームが到来中だそう。
“一生モノ”という言われ方をすることも多い高級時計。寺谷さんにとってカルティエの時計は、「一生、ずっと好きでい続けられる」というよりも「一生に何度も好きになれる」感覚なのだそう。また最近では、時計は、時間を大切にするためのお守りとしても役立ってくれているそうです。

PROFILE 寺谷 真由美さん

神戸を中心に5店舗のサロンを展開。お客様のビューティーパートナーであり続けられるように活動中。【ホームページ】 WHITEHOUSE

 

ブランドPR 和田かおりさん
「ミニパンテール」

30歳の時にソニア・パークさんのスタイリングブックで見た「ミニパンテール」の虜に。「40歳になったら手に入れたい」と思い続け、計画通りに40歳で購入。その間、約10年ほど、パンテールへの思いは一度も揺らぐことがなかったそう。現在は、華奢なブレスレットとの重ねづけで毎日のように愛用中。この冬は、ラグジュアリーな素材同士のコントラストが美しい、カシミアとゴールドの手元コーディネートを楽しんでいるとか。

PROFILE 和田 かおりさん

ジョンスメドレー、ジョンストンズ、ミュラー オブ ヨシクボ、クオリネストなどのPRを担当。プライベートでは7歳の女の子ママ。最近は、時短家事をサポートするための家電にハマり中で、今年は大型冷蔵庫と大型食洗機を導入!


一方、実はカルティエは、世界で初めて腕時計を生み出したブランドとしても知られているのをご存知ですか? 当時まだ懐中時計が主流だった1904年に、飛行家であるアルベルト・サントス・デュモンの「操縦桿を握りながら時刻を確認したい」という依頼に答えて誕生したのが、「サントス」のルーツでもある世界初の腕時計だったのです。

王室御用達の名門ジュエラーでありながら、常識に縛られない独創性と、アイデアをカタチにする高度なクラフトマンシップを備えたウォッチブランドでもあるカルティエ。華麗なデザインと信頼性の両輪が、時代を超えて、多くのファンの心を離さない理由なのかもしれません。

構成・文/村上治子