2018.1.24

マストアイテムだからこそ、日々の自分との相性を大切に・・・ byスタイリスト 河井真奈

結婚15周年の記念に手に入れたベダの「No.7」。メンズの世界限定品のシリアルナンバー“3”というプレミアムな1点に出会い、それを夫のために、お揃いのレディスウォッチを自分用に購入。イエローゴールド×ピンクゴールドのコンビが美しくてお気に入り。

仕事柄、時計はマストアイテム。忘れて出掛けた日は、一日中ブルーな気分になり、ソワソワしてしまうほど。そして、そんな思い入れのあるアイテムだからこそ、できるだけその日の自分にしっくりくるものを身に着けたいと思っています。

最近、最も出番が多いのは、ベダ&カンパニーの機械式時計「No.7」。ダイヤの存在感が大きいので、当初はパーティなど華やかな場面で着けることが多かったのですが、この頃はむしろ、カジュアルなスタイリングのアクセントに。日々の装いがカジュアルになってきたこともありますが、そんななかでも常に心がけているのは、大人ならではのコーディネート。大ぶりのパールのリングなどをプラスしたエレガントな手元が、自分にとっての心地よいスタイルです。

ゴールドブレスレットの時計は、ヴァンクリーフ&アーペルの「クラシック スクエア」。10年ほど前、女性誌で毎月のように時計特集を担当していた頃、たくさんの時計を見ながら、自分の肌に映えるのはイエローゴールドと感じていました。その後、パーソナルカラー診断を学び、私の印象をアップするのは、やはりイエローゴールドだったと再認識。どうりで、いくつか持っているホワイトゴールドやステンレスの時計には、なかなか手が伸びなかったはず・・・。

ヴァンクリーフ&アーペルのブレスレットウォッチは、この華奢な存在感が決め手に。金無垢なのに軽量で大げさにならないのが魅力。小さくても見やすい文字盤も優秀です。最近は必ず3連のベビーパールブレスレットとともに。ミモレでも連載中の青木良文さんに、右手にブレスレットをするといいと伺って以来、左に時計、右にブレスレットをしています。

そして、私がこんなにも時計好きになったのは、もしかしたらこれのおかげかもしれない、とも感じるポアレの「マ プルミエール」。ファッショントレンドにリンクした多彩なストラップが自分で簡単に付け替えられる時計として20年ほど前に大ブレイクしたので、覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか? 貸し出しのたびに新作ストラップをオーダーしたり、パリ出張の際に購入したりと、現在、コレクションは約30本。特に、仕事後にパーティがある日や、旅行、出張時には、替えストラップをバッグに忍ばせてパパッとイメージチェンジしています。

ブレイク当時の約20年前には、まわりの編集者もみんな持っていました。ストラップは、デニムやフラワーモチーフからスパンコールやビジューをあしらったものまで、本当に種類が豊富。まさにブレスレット感覚で楽しめる時計です。

私にとって時計は、ともに時を刻む相棒。限りある大切な時間をできるだけポジティブに過ごすためにも、シーンや気分にふさわしいものを身に着けたいですね。


CREDIT:
(ベダのカット)
パールのリング/シンティランテ
バングル/レスピロ
クラッチバッグ/エンポリオ アルマーニ

(ヴァンクリーフ&アーペルのカット)
ブレスレット/ココミーユ
リング/エンカントスエルテ
ネックレス/TOMOKO KODERA

PROFILE 河井真奈さん

スタイリスト。女性誌を中心に上品でエレガントなスタイリングを提案する他、女優からの信頼も厚く、ドラマ、CMなどにも携わる。最近では、ギフトの贈り方が見つかるウェブサイト『futo』を立ち上げ、ギフトアドバイザーとしても活躍。著書『絶対*美人アイテム100』(文藝春秋刊)、『服を整理すれば、部屋の8割は片付く』(立東舎刊)も好評発売中! 
 Instagram:@futoofficial@kawaimana78

構成・文/村上治子