2018.2.4

これ、“替”えてもいいかな? by柳田啓輔

 

 

「良い靴は素敵な場所に連れていってくれる」とか「靴は履く人の人格を表す」という言葉をよく耳にします。

男の人の(革)靴は服と違って、色々試すというより「良いものを長く履く」べきだと思っています。手入れを怠らず、革の表情の変化を楽しみ、大事に育て続ける。渋みも出て、愛着のある一足になって初めて「素敵な場所」に連れていってもらえるのではないでしょうか。

あれはハタチの冬、成人式の前だったのを覚えています。冬休みのバイト代をほぼつぎ込み、憧れだったトムブラウンのウィングチップを清水ダイブ。初めて買った、自分には勿体ないくらい高価な靴だったので、もう嬉しくて嬉しくて。履くたびに手入れをし、我が子のように大切に育てていました。(その後一ヶ月は、昼夜どん兵衛生活を余儀なくされたのは言うまでもありません)
そんな我が子が5歳の誕生日を前にして、ソールがぱっかり割れて剥がれてしまうという大怪我を負うことに。
(すみません、ミモレに異動してくる前で、写真を撮り忘れていました。。)
そして、緊急入院とばかりに駆け込んだのが、ここ「UNION WORKS 青山店」。
 

ラバーソールは三つの種類から選べます。 よくスポーツシューズなどに使われる「ビブラムソール」とも迷いましたが、今回は100年以上の歴史を持つ定番中の定番「ダイナイトソール」をチョイス。
パンプスの裏張りはもちろん、ピンヒールのピンリフトやハーフソールの交換も対応してくれます。

もともとレザーのソールだったのですが、仕事柄歩き回る日も多いため、足に負担も少なく、雨の日でも気にせず履けるラバーのソールにしてみることに。オールソール交換で約17000円程度かかりました。決して安くはありませんが、一生履くためには必要なコストだと、自分の財布に言い聞かせます(笑)。

修理期間は混雑している時でも約二週間ほど。出来上がった靴を工場から配送もしてくれるので、わざわざ取りに行く必要もナシ。しかも全国どこからでも、修理内容をメモして靴と一緒に配送すれば、修理してくれるので有難い。
こちらがダイナイトソールの表面。5年間履きまくった一張羅ですが、新品同様で帰ってきました。「素敵な場所」にはまだ連れていってもらってません(笑)

靴の修理って病院を選ぶ時と似ている気がします。(腹を痛めたわけではないですが)財布を苦しめて(笑)、一生懸命育てた我が子の大手術となれば、安心できる評判の良いところに預けたいもの。諸先輩方から「あそこなら任せて大丈夫だよ」と常々聞いていましたが、「UNION WORKS」さんに頼んで正解でした。見違えるように綺麗になって戻ってきた我が子の後ろ姿も立派です。

「買ってもいいかな」というより「替えてみたけどいいかな」みたいになってしまいましたが(笑)。こと靴に関しては、一生履くつもりで買うので慎重になってしまいがち。次、スタメン候補が出てきたら、こちらで皆さまにご相談させてください!




お問い合わせ先:UNION WORKS 青山店 
TEL 03-5414-1014 FAX 03-5414-1730
営業時間 12:00~20:00 水曜定休日

柳田 啓輔

ミモレ唯一の男子。鹿児島出身ですがお酒は強くなく、平成5年生まれの昭和顔だと思っていたら最近は大正っぽいと言われるようになりました。学生時代からトラッド、ストリート、モードと、色々迷走してきましたが、今は社会人として見られる格好を心がけようと、さらに迷走中。ミモレの新人として日々是鍛錬で精進していきます。

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