先日、パスポート(旅券)が必要になり、期限が切れていたので新たに申請することになりました。

申請書と共に提出する顔写真は、セルフサービスの機械で撮影しました。ところが、出てきた写真を見て、「え〜っ、何だか気に入らない…」40代ともなると、ごまかしの効かない、真正面を向いた自分の写真が、急に受け入れ難くなったりしませんか?前回パスポートを申請した2008年には、そんなことを思いもしませんでしたし、実際に「問題なく」写っているのですが。その気に入らない写真を採用すべきか否か、私は5日間ほど悩みました。パスポートとしての機能を果たせば良いという考え方もあるでしょうが、10年間も使い続けるということもあり、これは自分の気持ちの問題でもあります。

そうしているうちに、あることを思い出しました。その昔、母が50歳くらいの頃だったか、一緒に写真店へ行き、それぞれの目的のために証明写真を撮影してもらったことがありました。その時、店主の男性が母に、「皆さん、カラー写真を撮りたがるけれど、女性はある年齢を過ぎたら、白黒のほうがアラが目立たず、綺麗に撮れます」とアドバイスをしていたのです。当時の私にとっては他人事でしたが、なぜか印象に残っていました。

 

「もしかして…」私はパスポート申請の日、一縷の望みを託して再び証明写真のブースを使い、今度は白黒で撮影してみました。そうしたら何と、30代の頃とは違いますが、「これなら」と少なくとも自分で納得できるような写真に仕上がりました。

写真用のメイク術など、小手先のテクニックは色々あるでしょうが、私が実感できた最大のコツは「白黒で撮ること」。皆さまも今後、証明写真をお撮りになる際、もし白黒でも可であれば、ぜひ試してみることをお勧めいたします!