2018.4.15

しっくりくるフェミニズムを探して

こんにちは。編集・川端です。
「女性は土俵にあがらないでください」というアナウンスがあったと最近話題になりました。毎年行われていたちびっ子相撲も女児禁止になったとか……。なんと前時代的なとも思いますし、伝統芸能や歌舞伎やお祭りもとなんでもかんでもジェンダーフリーを強要するのもなんだか違う気もしますし。みなさんはどう感じられましたか?

今日はちょっとそんな最近感じたジェンダー論についてのあれこれです。

最近読んだ本『日本のフェミニズム』。ウーマン・リブなど女性運動の歴史や、レズビアン、売春、性の問題の日本での取り扱われ方についてまとめられています。薄い本であっという間に読めるのですが、非常にわかりやすく、情報量が多い良本でした。

私もそんなに主義主張のあるフェニストでは全くないのですが、先日のテキサス出張のSXSWで、男女平等をテーマにしたセッションが多くあり、私は日本の女性蔑視の歴史や事実をあまりにも知らないと気づかされまして。こちらの本を読みました。

SXSWでは、女性映画ジャーナリストの地位向上を訴えるセッションや、女性監督のミートアップなども開催されていました。「あなたはどう思うの?」と意見を求められることも。どうもこうも、何も考えたことがないよ〜(汗)

今年のアカデミー賞で主演女優賞を受賞したのは、ミモレでも細谷さんが紹介されていた『スリー・ビルボード』のフランシス・マクドーマンド。彼女が受賞のスピーチの途中、会場の女性のノミニー(女優、監督、演出家など)に起立するように促したことが話題になりました。映画も面白いのでぜひ! ©2017 Twentieth Century Fox

才能ある女性の映画関係者はたくさんいるのに、映画業界は白人の男性が圧倒的優位。 女性監督は資金集めも不利だし、映画評論家だって権威ある人は男性ばかり。

しかし、一方で「今は女性に受賞させておこう」みたいな傾向もオカシイのでは?という反動も起きているようです。話題作『女は二度決断する』の監督のこちらのインタビューもとても興味深かったです。

週末、大草編集長と咲子さんと観に行った板谷由夏さん主演の舞台『PHOTOGRAPH51』も、1950年代の男性社会の科学研究所を描いたお芝居でした。
DNAに関する世紀の大発見をしたのは板谷さん演じる女性科学者なのですが、ノーベル賞は男性科学者たちの手に渡ってしまうという実話をもとにしたフィクション。歯ぎしりしたくなっちゃうような不条理! でも目が離せない。濃密な舞台でした。まだ一部チケット購入可能な日もあるようです。ぜひ!

これから東京オリンピックがあったり、子どもたちの世代では、学校や職場にもっともっといろんな国の人が入ってきてるんだと思うんですね。セクハラの意識もどんどん変わっていくでしょうね。

日曜日のミモレブログにしてはなんだかカタイ話になってしましましたが(汗)。

私の世代は、ジェンダー論を学んだこともなく、あまりに無知で無防備で生きてきてしまったなあ〜と実感したここ数ヶ月でした。

ではではまた〜。