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髪の長さ別・似合う帽子のかぶり方

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コーディネートのアクセントとしてはもちろん、これからの季節は紫外線や暑さをしのぐにもうってつけの帽子。せっかくかぶるなら、おしゃれに仕上げたいですよね。かぶり慣れていない人は一見、難しい気がしてしまうかもしれませんが、帽子から髪がそれとなく出るようにバランスを取ってあげるだけで、誰でもステキに仕上げることができるんです。ここでは、髪の長さ別にオススメの帽子をご紹介しながら、それぞれの帽子のかぶり方のコツをレクチャーしていきたいと思います。

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髪がすっぽり隠れない帽子の形を選んで


ミディアムヘアの片岡の場合

カジュアルなニットキャップが好相性。頭の真上からふわっとかぶりましょう。前髪をサイドに流して、サイドの髪を顔まわりにおろしてあげると、ご覧の通り、印象にこなれ感が出ますよ。前髪をすべて隠してしまうと、表情がどこか寂しげにうつってしまうので要注意です。


セミロングヘアの石橋の場合

セミロングさんは、カジュアルモードな印象が狙えるベレー帽に挑戦してみてください。髪がそれなりに長い分、印象が重たく映ってしまわないよう、前髪は潔く帽子の中にしまうのが正解。片側は髪を耳のかけてタイトめに、反対側は耳にかけずにおろしたままにして、シルエットにメリハリをつけつつ、少し斜めにかぶるのがポイント。


ショートヘアの川端の場合

ショートヘアには、ツバが短めのハットやキャスケットがオススメ。ニット帽やつば広帽は、かぶると前髪がすっぽり隠れてしまうので、避けるのがベターです。鏡を見て、帽子から前髪が適度にのぞくようにバランスを見ながら、少しだけ斜めうしろに角度をつけてかぶるとおしゃれにキマります!


ロングヘア長井さんの場合

ツバが広めのストローハットはロングヘアとグッドバランス。ただし、ダウンスタイルでかぶると印象が暑苦しくなるので、要注意。髪をルーズに束ねて、サイドにおくれ毛を残してから斜めうしろに角度をつけてかぶると、ほどよく抜け感を出すことができますよ。

どのレングスの方にも共通して実践してほしいのが、鏡の前での最終調整。帽子のトップの高さや帽子から出ている髪の量を調整することで、仕上がりの印象が見違えてきます。ちなみに、帽子は少しうしろに斜めにかぶると可愛らしく、深めにかぶるとシャープな印象になれます。その日のコーディネートやメイク、出かけるシーンに合わせて、ぜひ、そんな“プチアレンジ”を楽しんでみてくださいね。

7回にわたってお届けしました長井かおりさんの簡単おしゃれヘアテクニックも今回が最終回。いかがだったでしょうか。

<大募集!>
次回の「50 habits ~人生をハッピーにする50の習慣~」にはミモレでもおなじみのヘアメイクアップアーティスト、長井かおりさんにご登場頂きます。長井さんに聞いてみたいこと、ヘア&メイク、スキンケアのお悩みなどありましたら、ぜひ下記よりお寄せくださいね。

ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさん 化粧品メーカーの人気ビューティアドバイザーとして都内百貨店に勤務後、ヘア&メイクアップアーティストに転身。雑誌、広告など幅広いジャンルで女優やモデルのヘアメイクを手がける。「長井かおりが教える 永遠の定番メイク」が発売中。最新コスメや、テクニックなども発信しているブログ「おしゃべりメイクボックス」やインスタグラムもチェックを。Instagram:@kaorimake

※応募締切:5月11日~11:59まで
(こちらの募集は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました!)

第1回「おしゃれ髪はアレンジ前の仕込みが決め手!」はこちら>>
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第5回「パウダーで簡単に薄毛を隠す方法」はこちら>>
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動画撮影・編集/柳本創、森翔太、国分智之(EMET Creation)
ヘア&メイク・出演/長井かおり 取材・文/石橋里奈 構成/川端里恵(編集部)