すでにニュースサイトなどでご覧になってご存知の方も多いかと思いますが、ダニエル・クレイグ様の妻である女優のレイチェル・ワイズがふたりの間に第一子を妊娠したと発表しました。この報道で驚いたのは、レイチェル・ワイズが48歳だったということ。若く見えるので「ダニエルってばずいぶん若い奥さんもらったんだな〜」と思っていたのですが、実は50歳のダニエルと2歳しか変わらなかったのね……。レイチェルが若々しいというのもあるけれど、ダニエルが老け顔すぎ(そこがまた魅力なんですけどね)!! そして何よりも、最初は「アラフィフで愛する男性の子を妊娠だなんて、ミモレにぴったりのニュースだわ」と思って紹介しようとしていたおめでたいはずのニュースが、調べれば調べるほど、ふたりが一緒になるまでの経緯が、結構ドロドロで驚愕だったのです。

ダニエル50歳、レイチェル48歳のセクスィー夫婦。でもどう見ても年齢差10歳くらいはあるように感じてしまうのですが……。 写真:Shutterstock/アフロ

ふたりは『ドリームハウス』の共演をきっかけに恋に落ち、2011年に極秘結婚。お互いに、ダニエルは5年以上もつきあっていた恋人が居て、レイチェルは事実婚状態だった婚約者の映画監督と9年以上も交際し子供ももうけていたため、略奪婚だという報道もありました。知らなかったけれどダニエルには前妻の女優、フィオナ・ロードンとの間に25歳にもなる大きな娘が居るのですね〜。これまたなんだかびっくり。「007」の孤独なボンド役のイメージが強すぎて、勝手に独身主義を貫いて来たモテ男かと思い込んでいました。かつてジュード・ロウと婚約中だったシエナ・ミラーがダニエルと浮気したことがあったり、ケイト・モスとも噂があったり、やはり本国イギリスでは(って失礼か)モテモテみたい。

レイチェルの元婚約者、ダレン・アロノフスキー監督。その後ジェニファー・ローレンスが半年もかけて彼と交際したり、ヤングセレブのスキ・ウォーターハウスとデートしたりと、こちらもダニエルに負けないモテ男。結局肉食同士がくっついたり離れたりする弱肉強食の世界の恋愛だということなのでしょうか。写真:AP/アフロ
前妻との間に設けた娘エラちゃんと。(※2010年当時)写真:Getty Images
今の今まで、ジュード・ロウとシエナの婚約破棄の原因は、ジュードがナニーと浮気したからだと思っていたのですが。調べたところ、その後よりを戻そうとがんばっていたジュードが、自分の友人であるダニエルとシエナが浮気していることを知ってしまい、それが破局の決め手になったそう。この浮気騒動の一件をすっぱ抜こうとしたタブロイド紙がジュードとダニエルの電話に盗聴をしかけ(!)、裁判にまで発展。この盗聴事件の裁判によって、ジュードがダニエルに浮気を問いただしたときの会話や、ダニエルの留守番電話に「サツキにバレないといいな」という脅し文句(?)を残したことまで発覚。なんだかめちゃくちゃ泥沼な関係で、ダニエル様を見る目が変わってしまいそうです……(不信感)。まあ、こっちが勝手に「007」のボンドの硬派なイメージをダニエル様の私生活にも期待していただけなんですけどね。写真:Shutterstock/アフロ


ダニエルとレイチェルはかなりの熱愛だったらしく、彼が5年以上も交際し同棲していたサツキ・ミッチェルと家を購入してカルティエのリングまで贈り、結婚間近という仲だったところに、レイチェルが現れて、交際6ヶ月で電撃婚へ。元彼女はふたりの結婚を新聞で見て初めて知ってかなりのショックを受けていたとか。ーーこれ、巷で本当によく聞く話ですよね。長年同棲している彼女がいながら長い春になり、新たな女性とあっけなく結婚するパターン。彼女の方からすれば、「私の時間を返して!」と言いたくなるしたまったもんじゃないけれど、結局結婚に至らなかったということは、そこまで男性側を突き動かす何かが足りなかったということなのか、単にタイミングの問題なのか。ふたりがあまりおおっぴらにマスコミに登場しないのには、そんなお互いの過去のいきさつに対する配慮もあってのことなのかもしれないですね。

結婚間近と思われていた、プロデューサーのサツキ・ミッチェル。レイチェルとの仲に気づき、浮気を否定するダニエルから与えられていたクレジットカードで腹いせに100万ドルを超えるショッピングをしたそう。怖いけど、ハリウッドスターのダニエルにとっては、手切れ金だと思えば安いもの!? ちなみにサツキさんと付き合う前にも7年間同棲していた彼女がいてサツキさんに乗り換えたそう。ダニエル……。写真:INSTARimages/アフロ

 

そんなわけで、プレイボーイのダニエル様をも本気にさせて略奪してしまった魔性の女、レイチェル。50歳目前に愛する男性の子を妊娠してしまうところもまた、強運を感じさせます。それにしても、顔に似合わず(失礼)奔放で情熱的な恋愛体質なのね、ダニエル様……。