これから初夏に向けての季節、1枚でコーディネートが完成するワンピースは心強い味方ですよね。休日のお出かけにも、そして仕事のシーンにも。着心地の良さはもちろん、いろいろなシチュエーションに活躍してくれそうな頼れるワンピースを探してみました。(朏身長:160cm)


1.カッティングが綺麗な黒ワンピースを1枚で
 

  •  

リネン素材のザ ヴァージニアの黒ワンピースは、肩のラインや、ウエスト、そしてバックスタイルにいたるまで、絶妙にラインをキレイにみせてくれるカッティング(着用サイズ36)。特に気になる二の腕~脇のラインをうまくカバーしてくれるデザインは、婦人世代にも心強いデザインです。

まずは定番の黒ワンピース。ロング丈かつ黒のワンピースだと夏は重く見えがちですが、リネン素材で軽さがあるため、さらっと着られる1枚です。そして厚手素材で身体のラインが出過ぎず、カジュアルになりすぎないところも本当に優秀。これから梅雨のシーズンには、テロッとした薄手のジャケットを羽織ればオフィスもいけますし、夏は1枚で着て、足元はサンダルで……など、妄想も広がります。付属で付いてくるウエストリボンの共布のベルトを使えばさらに着こなしが広がりそうで、これから大活躍間違いなしの1枚です。

 

2.コットン仕立てのカシュクールワンピースをデニム合わせで
 

  •  

コットン仕立てで軽やかな印象のラヴァチュール マルティニークのカシュクールワンピース(着用サイズ:フリー)。個人的にはリボンの先のフリンジや袖のシアーなレースデザインなど、さりげないフォークロア感が好みでした。

2枚目はブラウンのカシュクールワンピースをセレクトしました。1枚で着たときのシアーな感じのボリューム感も可愛かったのですが、ブラウンとブルーデニムの組み合わせも合いそうでしたので、大好きなデニムを合わせて休日風の着こなしに。コットン仕立てのボリュームのあるフレアシルエットで、デニムとの相性も◎でした。パンツをレギンスに変えても合いそうですし、1枚で着たら、軽くてリラックスできて旅にもピッタリです。

 

3.フラワー刺繍のワンピースをリゾート気分で
 

  •  

肩から袖口にかけての立体的な刺繍が素敵なこちらのワンピースはこの春夏からスタートしたナゴンスタンスのもの(着用サイズ38)。ブランドのシーズンテーマが旅ということで、リゾート気分漂うディテールが素敵です。レザーを編み込んだラドローのカゴバッグとも相性良しでした。

3つめは、美しいフラワー刺しゅうをボリュームのある袖に施したリゾート気分なワンピース。サラリとした肌触りとナチュラルな風合いが魅力のリネン素材で、リラックスした着心地です。華やかなデザインとボリューム感ですが、モノトーンの配色なので落ち着いた印象に。これはもう、旅先で着たい1枚ですよね。こんなワンピースをさらっと着れるようになりたい! との思いもこめて、チョイスしたい1枚です。


シンプルなものから、リゾート気分なものまで、1枚で印象激変のワンピース。どれも欲しい! 私は何を買うのが良いでしょうか?そしてみなさんはこの夏どんなワンピースを着たいですか……?もしよろしければ、皆さまの夏のワンピース計画や、朏へのアドバイスコメントをいただけると嬉しいです。

朏がかなりの独断と偏見で選んだワンピースはこちらです>>


今回着比べたワンピース

ザ ヴァージニア

リネンワンピース

¥22000(税抜)

美カッティングのシンプルなワンピース

ボートネックタイプの胸元や、斜めにカットされた袖口など、身体のラインを程よく美しく見せてくれる1枚。共布のウエストリボンをつけると、また表情が異なる楽しみも。

マルティニーク

【LAVENTURE martinique】カシュクールワンピース

¥ 23000(税抜)

コットン仕立ての軽やかな一枚

コットン仕立ての軽やかな透け感で、ふんわりとしたボリュームの出るワンピース。カシュクールタイプなので、一枚で着ても良し、重ねても良し。インナーに合わせるアイテムで印象も変わります。

ナゴンスタンス

リネン刺しゅうロングブラウス

¥ 46000(税抜)

華やかな大人のリラックスワンピース

2018年春夏からスタートし、ブランドのシーズンテーマでもある“旅”を彷彿とさせる色やディテールで人気の“ナゴンスタンス”。サラリとしたリネン素材かつ、モノトーン配色が大人のリラクシー感たっぷりな1枚。

 3で合わせたカゴバッグ

ラドロー

レザー×ラタンバッグ

¥48000(税抜)

ラタン素材とレザーのMIXが新鮮

レザーの編み込みとラタン素材のコンビで、街にもリゾートにも似合う大人のカゴバッグ。コロンとしたフォルムも可愛く、シーズンレスで活躍間違いなし。

撮影/本木美礼(編集部) 構成・文/朏亜希子(編集部)