同じ人でもリップカラーを変えるだけでガラリと印象を変えることができるのがリップメイク。そこで、5月に発売した長井かおりさんの最新刊『完全ビジュアル版 テクニックさえ身につければ「キレイ」はもっと引き出せる』から、ハズさない、4タイプの「カラーリップメイク」のコツをご紹介します。いつものメイクからちょっぴり冒険したい日は、リップで変身してみてください。リップメイクが一番取り入れやすく、トレンドも堪能できて、何より簡単です。コツは少しの足し算と引き算だけです。


①ベージュリップは落ち着いた大人の印象に。

 

【ポイント】ベージュゴールドを下まぶたに効かせる!

ブラウンのアイシャドウで目元に彫りをつくります。下まぶたはリップとリンクするように涙袋にベージュゴールドをオン。口元が控えめな分、目元の美しさが際立ちます。


② 愛らしさを演出できるのが、ピンクリップ。

 

【ポイント】唇に甘さが出るので、太短め眉×ボルドーを少し仕込んで甘辛の調整を

眉は太め&短めにしてバランスを調整。目元のポイントは上下の目尻。上のラインはボルドーのアイシャドウ。下は目尻1/2のキワにブラウンのアイシャドウを入れて。


③ オトナ女子の美人度をグッと高めてくれるソフトブラウン

 

【ポイント】眉は山をつくり長めに。アイシャドウはカーキを

二重幅にカーキのアイシャドウを入れて、奥行きのある目元に仕上げる。下まぶたの目尻1/3の粘膜部分に黒のジェルラインを入れてオトナっぽく。


④ もはや定番に。遊びで楽しめる、こなれ赤リップ

 

【ポイント】唇が強い分、徹底的に引き算を

明るめの眉マスカラを塗って眉の印象をマイナスすると、赤リップでも「メイクが濃い」雰囲気にはなりません。チークはアプリコットカラーを使った仕込みチークだけ。

長井 かおり

化粧品メーカーの人気ビューティーアドバイザーとして都内百貨店に勤務の後、2005年にヘアメイクアップアーティストへ転身。雑誌・広告・映像などの第一線でモデルや女優のヘアメイクを手がけ ている。
プロの現場で活躍するかたわら、「美容を通して、一般の女性の役に立ちたい」という思いから、自主開催の「メイクアップトレーニング」の活動を全国でおこなう。「なんとなく流行にのったかわいいメイク」ではなく、一つ一つ理論に基づいたメイクをわかりやすく解説。時に優しく、時に厳しい半日に及ぶメイクレッスンでは、自分の手で劇的にメイクが変わって帰っていく参加者が続出し、評判となる。現在は募集をすれば、即予約でうまり、今では激戦のメイク塾の一つとなっている。

 

『完全ビジュアル版 テクニックさえ身につければ、「キレイ」はもっと引き出せる』
長井 かおり 著 1500円(税別) 講談社

年代・流行・場所を問わない「一生モノの好感度メイク」
年代・流行・場所を問わずに、その人の「自分史上最高」を作り出す長井メイク。
メイク初心者から上級者まで、もっとキレイになる極上テクをプラスして、わかりやすく写真満載でお届けする完全ビジュアル本です。
やってしまいがちなメイクの落とし穴からもう半歩先を行くテクニックまで、あなたの人生を変える一生モノのメイクがここにあります。

『完全ビジュアル版 テクニックさえ身につければ「キレイ」はもっと引き出せる』のほか、料理、健康・美容など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
講談社くらしの本はこちら>>

(この記事は2018年6月9日時点の情報です)
写真/城健太

 


・第2回「汗によるメイク崩れを防ぐたった2つのスキンケアのコツ」はこちら>>
・第3回「絶対に落ちないアイメイク3つの小ワザ」はこちら>>