お茶の間から見ていてもわかるように恐ろしく顔が小さく、可愛く、ハッピーオーラ全開で、女の私でもクラっときちゃうくらいの魅力を感じてしまうタレントの優香さん。

お茶目な表情がとてもチャーミングな優香さん

「癒し系」という言葉の先駆者でもあり、飾り気のない素朴さは誰にも愛されるキャラクターとして今なお君臨。

そんな彼女が違う一面を見せてくれたのは、ザ・ブルーハーツの歌をテーマにした短編映画集「ブルーハーツが聴こえる〜『少年の歌』編」と、今年公開された「羊の木」。これまでのイメージとは想像つかないほど、幸薄く影のある女性の役を見事に演じ切っていました。

その意外性に度肝抜かれつつも、深みを増し女優としての道を着実に歩んでいる姿が印象的です。

そんな目覚ましいご活躍が気になる優香さんの舞台「酒と涙とジキルとハイド」を観に東京芸術劇場へ。作・演出ともに三谷幸喜さんということもあって、終始笑いが絶えない舞台です。

 

役者さんにとって人を感激させることも大変なことですが、一番難しいのは「笑わせること」と言われています。特に三谷さんの舞台はいつもコントのようなコミカルなテンポの中に緻密に計算されたような完璧さが魅力。加えて少数精鋭なので、セリフの量も膨大でかつ出演者の掛け合いとリズム感が命。観客もいつの間にかその空気に呑み込まれてしまいます。

舞台の上を縦横無尽に動き回り、人間ってこんなに表情筋を使うものか?というほど体の全て使って表現する優香さんの姿にただただ圧倒されるばかり・・・人を笑わせるって想像以上にエネルギーが必要なことなのかもしれません。

昨年(上)昨年出演された「不信ー彼女が嘘をつく理由」も同じく三谷幸喜さん作・演出。こちらも四人で構成されたお芝居でした。ジキルとハイドとも違った、どこか不穏漂う独特な空気感。数々の舞台を踏んでいる名優の中でも、自分の存在感をきちんと見せた優香さんの演技力には脱帽でした。

舞台終了後、笑顔で関係者の方へのご挨拶されている優香さんの姿がそこにありました。

ある記事で「私がいると空気がやわらかくなるって言われるとうれしい」と答えられていましたが、彼女の細やかな気配りや心を和やかにさせてくれる笑顔は、人と接する仕事をやっている私にとって学びどころがたくさんです。

饒舌に言葉で表現するより笑顔に優るコミュニケーションはない・・・そう感じさせる素敵な女性です。これからのご活躍も目が離せません!