mi-molletでも数々のメイク企画を担当し、イベントや動画でのメイクレッスンも精力的にこなすヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさん。このたび、新刊『テクニックさえ身につければ、「キレイ」はもっと引き出せる』の発売を記念して、“自分史上最高をメイクで叶える”ためのスペシャルメイクレッスンが行われました!

ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおり 化粧品メーカーの人気ビューティアドバイザーとして百貨店に勤務後、ヘア&メイクアップアーティストに転身。雑誌、広告など幅広いジャンルで女優やモデルのヘアメイクを手がける。全国で自主開催をしているメイクレッスンは、予約の取れないメイクレッスンとして有名。新刊『テクニックさえ身につければ、「キレイ」はもっと引き出せる』が発売中。最新コスメや、テクニックなども発信しているインスタグラムもチェックを。Instagram:@kaorimake

第一弾では夏の紫外線に負けないためのベースメイクづくりについて解説していただきましたが、第二弾では長井さんが著書の中でずっと提唱し続けている『アプリコットメイク』について、詳しく教えていただきました!

「長年多くの人にメイクをしてきた結果、辿り着いたのが『アプリコットメイク』でした。
メイクが目立つのではなく、本人が魅力的に見える唯一無二のメイクです。その人に寄り添って、その人を美しく見せるのがメイクのあるべき姿だと思います」と長井さん。先日ロイヤルウェディングを挙げたメーガン・マークルこと、サセックス公爵夫人のメイクもまさにアプリコットメイクそのもの!と話題になったほど。「アプリコットメイクは、タイムレス・クラシックなのだと新刊の中でも解説しました。誰にでもピッタリとフィットするんです。」

メイクレッスンでは、そのアプリコットメイクをオンリーミネラルのミネラルアイテムで再現していただきました!
 

太陽の日差しを受けて、キラキラと肌を輝かせる
上質ミネラルパウダーを使ったポイントメイク!


<使ったのはこちら>

オンリーミネラルでつくるアプリコットメイクのために、長井さんがセレクトしたのが上記の4アイテム。「これからの季節はやっぱり煌めきが欲しくなるシーズンでもあります。オンリーミネラルさんはミネラルパウダーのパイオニア。太陽の日差しに負けない煌めきアイテムを纏って、夏をエンジョイしてください」(長井さん)

  • 「肌になじむミネラルアイシャドウ、中でもAのパーリーベージュはくすみやにごりをオフするのに最適です」と長井さん。指に取ったら、手の甲で一度“ワンバン”させて、量を調整してからまぶたにオン。
  • 「パーリーベージュは、いわゆる“下敷き”のような意味合いで先にのせます。指で押し込んだほうがよりフィット感が高くなり、密着して崩れにくいので、トントンとパウダーを置くようなイメージでなじませて」(長井さん)
  • 下まぶたにも下敷きはマスト。「下まぶたはエリアが狭いのでブラシを使うのがベスト。ミネラルアイシャドウを含ませて、涙袋にポンポンと置くように塗って」(長井さん)。パーリーベージュが涙袋をぷっくり見せる効果も。
  • 彫りをつくるためのアイシャドウには、今年トレンドのオレンジみを感じさせるBのブロンズをセレクト。「大きいブラシに取り、手の甲でワンバンさせたら、まぶたに押し当てるようにオン。1回のせて完成ではありません! 少しずつ色を足して“彫り”を感じるくらいまで重ねて」(長井さん)
  • アプリコット色のチークCはパッケージのフタに出して、ブラシに含ませる。「これもワンバンはマスト。顔の正面&小鼻のすぐ横にブラシを押し当てながら、チークカラーをのせていきます。ブラシ全体に粉をしっかり含ませておいて」(長井さん)
  • シアーでリップクリームのような質感のDはミネラルルージュNのアプリコット。忙しいときでもグリグリと直接塗りやすいテクスチャー。「口をイーという形にして、唇をピーンと張らせた状態でシワの間にもきちんと塗り込んで。最後にキレイな指で唇のフチをグルリと触って、整えるのを忘れずに」(長井さん)
<完成!>
モデルとなった編集部の片岡本人も、鏡を見て、思わず「すごい!」とため息を漏らしたほど。ミネラルの上品なきらめきを纏ったメイクは、決してメイク自体が前面に出ることなく、彼女に寄り添いながら、彼女の魅力を際立たせるような仕上がりに。

長井さんのメイクデモ終了後は、早速、参加者の皆さんが自らアプリコットメイクにトライ。熱心に取ったメモをチェックしながら、長井さんのメイクを再現するべく、ワイワイとセルフメイクタイムがスタートしました!

参加者の皆さんからの質問にアプリコットメイクで大変身した片岡が笑顔で回答。どのくらいのブラシさばきなのか、指先の圧はどのくらいなのか……。モデルになった片岡にしか答えられない質問が飛び交います!
「チークはこの場所に入れればいいの?」とスタッフに確認しながらアプリコット色のチークに挑戦する参加者の方。「鏡は真正面に持って、必ず両頬が入るくらいまで離してくださいね」とスタッフが声をかけます。

アプリコットメイクが終わった参加者の皆さんと、長井さんを囲んで記念写真。「とてもキレイにアプリコットメイクをモノにされていて感激です!」と長井さん。溢れんばかりの笑顔で、皆さん大満足そうでした!

「アプリコットメイクは一度マスターしてしまえば、間違いなく“一生モノのベストメイク”として、必ず、人生の様々なシーンで活躍してくれる唯一無二のテクニックです。mi-mollet読者の皆さんはファッションが大好き、でもメイクには少し迷ってしまう……、そんな方もいらっしゃるかもしれません。でも、このテクニックを極めていけば、きっとファッションとメイクのベストバランスが見つかるはずです。アプリコットメイクをベースに、でも赤リップも付けられるような、そんな勇気とテクニックをぜひ身につけてくださいね」(長井さん)

 

『完全ビジュアル版 テクニックさえ身につければ、「キレイ」はもっと引き出せる』
長井 かおり 著 1500円(税別) 講談社

年代・流行・場所を問わない「一生モノの好感度メイク」
年代・流行・場所を問わずに、その人の「自分史上最高」を作り出す長井メイク。
メイク初心者から上級者まで、もっとキレイになる極上テクをプラスして、わかりやすく写真満載でお届けする完全ビジュアル本です。
やってしまいがちなメイクの落とし穴からもう半歩先を行くテクニックまで、あなたの人生を変える一生モノのメイクがここにあります。

『完全ビジュアル版 テクニックさえ身につければ「キレイ」はもっと引き出せる』のほか、料理、健康・美容など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
講談社くらしの本はこちら>>


協力/オンリーミネラル(ヤーマン)

撮影/横山翔平 出演・ヘアメイク/長井かおり
モデル/片岡 千晶(編集部) 取材・文/前田美保
構成/川端里恵(編集部)