ミラノから1時間ほどの郊外に、メダという小さな町があります。家具の会社が集まっている、とても心地よい町です。そこのレストランに行った時のこと。入り口で迎えてくれたのは、こんなワインの箱いっぱいのマーガレットでした。覗いてみると、苗ごと箱に移されています。植木鉢代わりに…というわけですね。イタリアのロートアイアンの門に、ワインの箱がとてもよく似合っていました。気づいたのは、いくつかあったワインの箱がどれも汚れていなくて、まだまっさらだったこと。きっとときどき新しいものに取り替えるのでしょう。外の花でも、花瓶の花のように。そこには、「ウェルカム」の気持ちが溢れていました。