日曜日の夕暮れどき、なんとなくひとりぼっちで寂しいなあと感じたことはありませんか。今回は亜希さん自身が10代で自立したときに励まされたことばを紹介します。

 


「苦労を笑い話に出来るまで努力するんだ」

亜希のことばのチカラ…
新連載になって2回目になります♡

今まであまり公言してこなかったのですが、実は昔から笑点が大好きで、歌丸師匠に惚れていました。


日曜日の夕方…
なんとなく切ないあの時間帯。15歳で東京に出てきて、1人暮らしをし、たくさんの経験を積んできた。

ひとりぼっちの日曜日もあった。なんとも夕方になると悲しくなる時があった。
そんな私を笑点が助けてくれたのです。

くだらないと言う表現は失礼かも知れないけれど、クスッと笑ってしまう優しい笑いがとても温かかった。

この時、人に笑いを提供できる人って素晴らしいと感じた。
特に歌丸師匠の立ち位置がたまらなく好きで、円楽さんとの掛け合いもツボでした。そんな私を助けてくれてきた歌丸師匠が、先日81年の輝かしい人生に幕を閉じられました。

歌丸師匠はたくさんの名言を残されて旅立たれた。

私はこのフレーズが忘れられない。

「苦労しっぱなしだと芸に苦労が染み込んでしまう。だから笑い話になるくらいまで苦労を突き破り、乗り越えろというわけ。苦労を笑い話に出来るまで努力するんだ…」と。

悲しみや辛さ、そして逃げたくなる現実をも笑いに変え、そして自虐ネタにまでしてしまう精神力。これは人が持つ究極の本能なのかも知れない。

歌丸師匠の領域に行けるとは思いませんが、これからも意識しながら(笑)、人に笑いや希望を与えられる人でありたいと思いました。


苦労を笑いにかえる。

究極です…♡
天国の歌丸師匠、安らかにお眠りください。そしてありがとうございました。

写真・文/亜希 構成/昼田祥子

亜希
1969年生まれ。女性誌や広告で活躍中。セルフスタイリングで見せるファッション企画では、スタイリスト顔負けのセンスに読者からの反響が多く問い合わせが絶えない。また、ファッションのみならず、お弁当をはじめとする息子たちを想う料理にも注目が集まっている。明るく飾らない人柄が幅広い層の女性に支持を得ており、2011年には第4回ベストマザー賞文化部門を受賞。著書『MY STYLE』『お弁当が知ってる家族のおはなし』(集英社刊)。女性誌『eclat』『HERS』でも活躍中。

ことばのチカラって凄い!私が日々感じていることばのチカラ、子供たちに伝えたいことば、子供たちや友人達からもらったことばを毎週ご紹介します。

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