ほっこり婦人にならないためにできることスライダー1_1
ほっこり婦人にならないためにできることスライダー1_2
ほっこり婦人にならないためにできることスライダー1_3

大草直子ディレクターによる「夏は涼しく」特集、読んで頂けましたでしょうか。第一回目のリネントップスの記事で、「コットンやリネンはほっこりさせない」と書いたところ、皆さんからたくさんの反響を頂きました。そう、私自身もこの一言にドキッとした一人です(笑)。

年齢を重ねるごとに、コットンやリネン、カシミアなど素材を楽しむファッションにシフトしつつあることは自覚しているのですが、そんな自然素材は、ともすると“ほっこり”した印象になってしまうのだと。がーん。

たしかに最近、顔も背中も全体的に輪郭が曖昧になってきて(汗)、何かを変えなくてはいけないとぼんやり思っていたのです。

特集では「優しげな印象の自然素材には、シャープな雰囲気のシルバージュエリー、華奢なパンプスを足して」と結論づけていました。そうか、シャープさを足していかなきゃいけないのか!

そう思ったらいろんなことが気になりだして、まず髪を切りました。長い間、お世話になっている美容師さんに、「ほっこりした印象にならないように、どこかにシャープさを出したいんですっ」と伝えて(笑)。

ずっと、前から見ても横から見ても裾に向かって広がるAラインをキープしていたのですが、前から見たAラインは変えずに、後ろを短くしました。
後ろはこんな感じです。夏は髪が黄色系に退色して清潔感がなくなるので、ややボルドー味を足してカラーリングしました。

これは後から思ったことですが、私のスカート中心のフェミニンな服に、フェミニンな髪は調和しすぎていて垢抜けないのかもしれないですね。髪をかえてちょっとはシャープさが出たでしょうか…。

この日、服はカレンソロジーで買ったV開きが大きいトップスにアッパーハイツのデニムを着て、ピアスもかりっと大ぶりなものを選びました。バッグも、布や籠ではなく黒のクリアなバッグに。さらに「シャープさ」を加えるなら、華奢なヒール靴か、せめて爪先の尖ったものにしたほうがいいんだろうな。

「ほっこりさせない」「シャープさを足す」「カリッとした印象のアイテムをプラスする」。そのことが頭の中をずっとグルグルしています!しばらく試行錯誤は続きそうです…(笑)。
 

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