3)「これ使えるかも!」に騙されない
「ワードローブをミニマムにするなら、買い物をするときに、“何でも合いそう!”という買い方はダメだと思うんです。“何かいいものないかな〜”と探しに行くような計画性のない買い物も。自分の“服の目的”をまずは見極めて、揃えていくことが大事です。例えば旅が好きな人は、旅ができる服で揃えていく。そうすれば、自然とワードローブは整っていくし、服が少なくても十分まわしていけるようになります。あれにもこれにも使えそうという中途半端なおしゃな服っていらないと思うんです」

なるほど! 樋田さんならではの絞り込み方のコツ。ぜひ、みなさんも参考にしてくださいね!

ーCOLUMN―
樋田さんのモードなおしゃれは、こんなエッセンスで成り立っています。

靴はいつだってとびきり旬なものを!
「服が去年のものでも、今っぽいデザインの靴があれば必ずおしゃれに見えます」と樋田さん。今季のお気に入りシューズたちがこちら。左上から、ミュウミュウ、プラダ、オデット エ オディール,ヴァレンテイノ、ヌメロヴェントゥーノ、ピエールアルディ、サッコ、アディダス。
やっぱり大好きな「models」のおしゃれ
1991年に穴が空くほど観ていたという、ドイツの写真家ピーター・リンドバーグがスーパーモデルをフィルムに収めた作品「Models The Film」。当時はこれでおしゃれのモチベーションをあげまくっていたそう。「あまりに懐かしいので、最近DVDに焼き直してみました!」
切っても切り離せない「音楽」という存在
テクノポップやソウルミュージックなどにハマり、おしゃれも影響を受けていたという樋田さんの中学高校時代。当時買ったレコードも20~30年前にCDになり、また買い直したコレクションの一部がこちら。「当時はBestHitUSAを観て、ポップスベスト10 を聴く、ノーミュージックノーライフな毎日でした」。

NAOKO'S コメント

最近、どうしてもファッションをルール化してしまう私。樋田先輩の「気持ち」を瞬時に切り取るスタイリングに、とっても心動かされました。おしゃれは自分のキャラクターの1つである、そんなシンプルなことを、私、この企画で学び直しました!


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