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年齢とともになんだか変わっていくお尻の形。それなら、自分のお尻は自分で理想に近づけましょう! いま話題沸騰中の美尻トレーナーであり『美尻バンドトレーニング』の著者 岡部友さんに、美尻トレーニングについて詳しく教えてもらいました。
 

お尻を“目覚めさせる”と美尻はついてくる!


美尻を目指す人がまず第一にすべきことは、普段ほとんど使えていないお尻の筋肉をしっかりと“目覚めさせる”こと。ゴムや布製のバンドを使ったトレーニングは、お尻にさまざまな刺激を与えてくれるのでおすすめです。これらを毎日続けることで、本来の機能を取り戻していきます。それができるようになれば、負荷を増やすなどして、より使える筋肉を目指していきましょう。
また、美尻トレーニングはお尻だけをピンポイントに鍛えるものではありません。もちろんお尻の筋肉を刺激するのが目的ですが、腹筋や太もも裏などの筋肉も連動して使うことになります。
美尻を目指すというよりは、お尻や体全体の機能を高めることで、おまけで美尻になれると考えてほしいのです。
 

サボっている筋肉を準備運動でほぐして伸ばそう!


大半の人は、日中ずっと座っていることが多いため、お尻の筋肉はサボったままで周辺の筋肉を酷使して「こっている」状態です。まずはこの部分の筋肉をしっかりとほぐし、本来の長さに伸ばしていくストレッチから取り組みましょう。呼吸を止めないで、心地よい痛みを感じながら念入りにやるといいでしょう。今回はテニスボールなどを使ってできる準備運動を2つご紹介します。

① 腸腰筋(ちょうようきん)ほぐし

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好きなだけ グリグリと!

うつ伏せで上半身を起こした姿勢になり、テニスボールなど硬めのボール状のものを脚のつけ根あたりに置く。おへその横あたりまでテニスボールをグリグリと押し当てながら移動させる。反対側も同様にほぐす。強さは痛気持ちいいレベルでOK。このようにして、背骨と脚のつけ根、骨盤と脚のつけ根を結ぶ腸腰筋をほぐしていく。

② 中臀筋(ちゅうでんきん)ほぐし

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中臀筋は 骨盤の側面 上のほうにあり!

右膝を立てて床に座り、左脚は膝上にのせる。お尻の左側の下にテニスボールなどを置き、ぐっと体重をかけながらグリグリと押す。反対側も同様に。お尻で一番大きな筋肉である大臀筋の上部にあるのが中臀筋。大臀筋が使われないと、必要以上に中臀筋が使われてしまうことになり、こってしまうので、しっかりとほぐそう。

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岡部 友(おかべ・とも)

1985年横浜市生まれ。株式会社ヴィーナスジャパン代表取締役。高校卒業後、アメリカで運動生理学、解剖学を学び、フロリダ大学在学中にNSCA-CSCS(プロアスリートに指導できるスポーツトレーナーが保持する資格)を取得。帰国後、女性専用パーソナルトレーナーを経て、2016年3月より、女性専用のフリーウェイトジム「SPICE UP FITNESS」を東京・南青山にオープン。原宿店、名古屋店と現在3店舗を展開している。ジムでは「Glutes in Action」というオリジナルメソッドを取り入れ、美尻作りに力を入れている。分子栄養医学健康指導士の資格を取得。
著書に『美尻トレ』(文藝春秋)、『筋トレが折れない私をつくる!』(宝島社)などがある。

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『美尻バンドトレーニング 特製ゴムバンド付き』
著者 岡部 友 講談社 1500円(税別)

お尻を“目覚めさせる”と 美尻はついてくる!
お尻を鍛えることは見た目の問題ではなく、機能面から考えれば当たり前のこと。長時間座っていることが多い現代人は、お尻の筋肉をほとんど使えていません。腰痛や膝痛とは無縁で、いつまでも元気なカラダで生きたいのであれば、なおさらお尻を鍛えるべきです。
まず第一にすべきことは、普段ほとんど使えていないお尻の筋肉をしっかりと“目覚めさせる”こと。本書の特製ゴムバンドを使ったトレーニングは、どれもお尻にさまざまな刺激を与えるものばかりです。これらを毎日続けることで、お尻本来の機能を取り戻していきます。それができるようになれば、負荷を増やすなどして、より使える筋肉を目指していきましょう。

『美尻バンドトレーニング』のほか、ダイエット、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
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(この記事は2018年8月24日時点の情報です)
構成/庄山陽子 写真/大坪尚人(講談社)


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