ベージュや淡ピンクなどのニュートラルカラーは失敗がない代わりに無難な印象になりがち。反対に、赤い口紅はその人の ファッションセンスがダイレクトにでます。まして、40代ともなると、今までの生き方のセンスまでもが表れてしまう気がするのです。

40代の肌は、20代や30代の頃とは違い、ハリがなくなっています。そこに、くっきりと輪郭をとった鮮やかすぎる赤い口紅やパールやツヤの強すぎるグロスをのせてしまうと……。つまり、実際の肌とはかけ離れた質感や明度= ツヤツヤの真っ赤な口紅をつけてしまうと、余計にハリのなさやシワを目立たせてしまうのです。「私の肌のアラを見てください!」と、宣伝しているようなものです。

赤い口紅は色や質感の選び方を間違えなければハイセンスに見えたり、若々しくヘルシーに見えます。そう、私達の味方です!

では、40代の私達に似合う赤い口紅とはなんでしょう?

おすすめの今ドキ赤口紅2本。<上から>パルファム・ジバンシイのルージュジバンシィ 306、
クレ・ド・ポーのルージュアレーブル 311

 
キーワードは、ナチュラル、ヘルシー、上品。
成功のポイントとなる3点をお伝えします。

①質感はノーマルな
クリーミーからマット

肌になじむナチュラル質感の口紅を選びましょう。マットすぎたら、ベースにリップクリームを塗り、ツヤ感を調整してください。ツヤ感が強すぎる口紅や上からグロスを重ねるのはNGです。

②色は暗すぎず
鮮やかすぎず

肌色によっても違うので、デパートのカウンターなどで色々な赤い口紅を試してみてください。少し、鮮やかかなと思う色でも、少量を唇にのせ、指やブラシで自然に馴染ませるように塗布すれば大丈夫。鮮やかな色を塗り慣れていない方は、 塗った自分の顔に慣れることも大切です。

③輪郭は口角と
山をぼかして

口角は輪郭をきちんとめにとり、下唇の口角のラインはすっきりと上昇して品良く微笑んでいるように。上唇の山をくっきり描いてしまうと、きっちりしすぎて野暮ったくなってしまうので、塗布後に指先てぼかしたり、ティッシュで軽く押さえたりしてなじませてください。

実際に身近にいる人や女優さんなど、赤を自然な感じでつけている人で、自分自身がなりたい人を見つけると目標が定まり、しっくりとくる色がより見つけやすくなると思います。

最後に……赤い口紅を塗るときに1番怖いのは白め&厚塗りのベースです!
(ナチュラルな肌の作り方は後日アップしますね)。せっかくの赤口紅が台なしに。 くれぐれもご注意下さい‼

 

 

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