シャツマスター、ファクトリエの
山田敏夫さんの着こなし

先日お仕事をさせて頂いたファクトリエ代表、山田敏夫さんの
シャツのスタイリングがあまりに素敵だったので、急遽撮影をお願いすることに。

こだわりと情熱をもってシャツを作っていらっしゃるだけに、
ご自身のシャツの着こなしにも、たくさんの工夫が。
着ていたのは、パープルピンク×白のコットンのシャツ。
当日熊本の工場から帰っていらしたそうで、
程よく体になじんだコットンの表情が、カジュアル。
袖を小さくまくり(私は肘までまくることをおすすめしていますが、男性は、
手首が見える程度が、ドレスシャツなら、袖がまくらずに)、
襟元もボタンを1つだけオープンに。

イタリアの男性のように、ぱりっとプレスの効いたシャツを、
胸元を大きく開けセクシーに着るのも素敵ですが、
山田さんのように抑制の効いたシャツのスタイリングも美しいですよね。
日本の方は、もしかしたら後者のほうが、より似合うかもしれません。

爽やかに白のコットンパンツを合わせ、明るいネイビー(今季のトレンドカラーです)のニットをストールのように肩掛けに。これで、後姿も印象的に。
足元は、同じ色のデッキシューズ。セカンドバッグでも(笑)リュックではなく、大きなトートバッグ。

女性がそのまま真似しても良さそうな、ベーシックだけれど、
アイデア満載のスタイリングの完成です。

毎シーズン、トレンドは変わります。
普通の、ベーシックな、シンプルな――はキレイ。最近そんなふうに思います。

大草 直子

  • パンツの後ろポケットには、明るい色のハンカチが。パープルピンク、ネイビー、少量の赤。重い空気を華やかにする後ろ姿。
  • 会食がある日は、まるでセットアップに見えるような上下をチョイス。大きなラッフル(フリル)使い、二の腕を華奢に見せてくれる(笑)。
Today's pickup

朝晩ひんやりしますね。しかも今朝は、東京は激しい雨! 体調を崩さないようにしてくださいね。今月は、待ちに待った、大森担当の美容特集が始まります。美容初心者(あ、2級くらいかな)の私も、とっても楽しみにしています。

CREDIT :

トップス/スタニング・ルアー
ジャケット、パンツ/スピック&スパンノーブル
サングラス/アヤメ
ブレスレット/ドゥーズィエム・クラス
サンダル/ジャンヴィト・ロッシ