2015.6.28

大人の贅沢。銀座で江戸前鮨を「食う」体験

「きっと好きだと思うから参加してみない?」と誘われたのは、私の友人が手掛けている「あいたび」の企画。

その道の達人たちを“ガイド”にし、日本のいろんなコトやモノを実際に体験しながら、楽しもう! というサイトなのですが、彼女はその企画からコーディネート、運営まで担当。久しぶりにサイトをのぞくと、大人ゴコロをくすぐる“ツウ”な内容ばかり。

「ガイドブックで紹介されている企画では、大人はみんな満足しないんだよね。ツウが好む、粋だなって思えるような内容(企画)を提案し、楽しんでもらいたい。私たち世代って、まだまだ遊びたい、学びたいっていう人が多いよね」。今回、その中のひとつ、“銀座で馴染みの鮨屋をもちませんか?” という企画に参加してみることに。

銀座で鮨を食べる機会なんて、めったにありません。でも、どうせ行くなら「美味しい、楽しい」馴染みの店を持ちたいと思いませんか?

 

集合場所は銀座5丁目にある1本路地に入った「鮨わたなべ」。カウンター10席のこじんまりとしたお鮨屋さんです。この店の常連の橋本さんがガイドを務め、江戸前鮨とは何かを教えてくれます。

 

「昔はね、鮨はササっと食べてササっと出ていく、今でいえばファストフードみたいなもんだったんだ。お酒なんて飲んでちゃダメだよ。その日の美味しいネタを握ってもらい、味わって帰る。江戸前鮨は”食う”ものなんだから」と。

親方が握る江戸前鮨は、通常のお寿司に比べ、ごはん(シャリ)が多め。そしてネタとなる魚の身が厚いんです。

 

 

甘いスミイカの握りから始まり、ねっとりとした赤身のまぐろ、大トロ、ほくほくとしたあなごまで10貫。どれも丁寧な手仕事がされていて、一貫一貫味わいながら“食べる”のも新鮮でした。最後のたまごは、ほのかにお酒の香りが。ふわっとしながらコクのある上等なみりんの味付け。

このお鮨を食べながら、思い出していたのはNHK放映されていた「イキのいい奴」。江戸前鮨に弟子入りした鮨職人のドラマで、このドラマを観るたびにお鮨が食べたくなるという(笑)、大好きな番組でした。なんと、このドラマに登場する師匠が「鮨わたなべ」さんの師匠にあたる方と聞いて驚き! 一気に鮨屋の敷居が低くなりました。

人を通じて、新たな発見といいますか、ガイドブックにはない経験をするのも悪くないな、と思いました。大人の粋な遊び方、いや、学び方ですね。こういう企画なら、また参加してみたい! 私の友人、いい仕事していますわ。

まずは “銀座で鮨を食べる”馴染みの店にしなくっちゃ! また行こうと思います。