モダンリビングパブリッシャー下田結花「インテリアの小さなアイデア」

2015.7.1

【連載100回記念】質問にお答えします!
vol.6 ~カーテン問題~

みなさんからいただいた質問は50問以上。そのすべてにお答えすることは残念ながらできませんが、ご質問の多かったことを中心に2週間にわたってお答えしていきたいと思います。 

 
Q.
カーテンは壁紙の色と合わせればよいのでしょうか?
 
Q.
カーテンやブラインドをつけたくないのですが、近隣の目が気になります。
 
Q.
何度付け替えてもカーテンがしっくりきません。カーテン選びのポイントは何でしょうか?
 
A.
カーテンは「量感」と「質感」が大切です。
古い日本家屋に住んでいる知人は、麻の布を買ってカーテンを手作り。光に透けるシワもいい感じですが、注目して欲しいのはこの量感。たっぷりの布で、ひきずるくらいの長さ「たるみ」があるこからこそ、きれいなのです。この「たるみ」が「ブレイク」です。
自宅のカーテン。麻のシーツを長さを合わせて折り曲げ、カーテンクリップで止めています。汚れたらすぐ洗濯して、いつもサラサラ、気持ちいいですよ。カーテンクリップはアマゾンで購入。麻のシーツはフォグリネンワークのものです。

カーテンは目的によって選ぶものが違ってきます

そもそもなぜカーテンが必要なのでしょうか? 眩しいから? 夜、外から見えないようにするため? それとも、冬の暖房効果でしょうか? カーテンは目的によって選ぶものが違ってきます。暖房効果を高めたいなら、厚手で引きずる長さの、窓全体をすっぽり覆うものでなくては。それに対して、日差しや視線を遮りたいだけなら、薄手のカーテンで充分です。色や柄のカーテンは、存在感があるので大きな部屋に。私自身は、部屋が広く感じられるよう白い壁に馴染ませたかったので、麻の布をさらりと1枚、カーテンリングで止めているだけ。洗濯も簡単ですし、影の映り込みが美しいのです。カーテンのポイントは、「質感」と「量感」。化繊の布は極力避けましょう。そして、たっぷりの長さと幅をもたせること。引きずると汚れるからと、日本では短めに仕立ててしまうことが多いようですが、カーテンは布そのものを楽しむアイテム。布がたわむことでできる「ブレイク」が、布の質感を際立たせます。