2015.7.8

ちょうど45年前
果たし得ていない約束

1970年。
大阪万博のあった年。
 

作家・三島由紀夫の「果たし得ていない約束」と題された随想は この年の7月7日に発表されました。



"このまま行ったら「日本」はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。


日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう。"

(昭和45年7月7日 産経新聞夕刊 テーマ随想私の中の25年 より抜粋)
 

この記事を書いた4ヵ月後の11月25日。


三島は自決します。

 

この随想を数年前初めて読んだのですが、衝撃を受けました。

三島フリークでもなく、金閣寺、潮騒くらいしか読んでいなかった私。

しかし、あたかも現在の日本を予見していた三島さん。


全文を読むと、遺書のようにもとれます

三島さんは 気が狂って自衛隊に乱入したわけでもないのであろう、という畏れのような、しびれのようなものさえ感じました。


45年前、まだ私は生まれておらず、三島の死に対する直接体験がありません。

しかし衝撃的な死を ただ衝撃のままでいるのではなく そろそろ冷静に確かめていいタイミングのように感じています。


いろいろリサーチを重ねるうちに、三島さんは右でも左でもなく 文学的な死でもなく 「日本人の生き方」 そして 「日本文化の継承」「文化の力」の重要性を問いただしていたのでは、と思われてなりません。



三島由紀夫


そして 


今の日本



あなたはどうお感じになられますか?

ちょっと真面目な話でした。


追伸:
三島さんは最後の七夕になにをお願いしたのでしょう

あなたは今年なにをお願いしましたか?

 
 うちの子が幼稚園から持ち帰った七夕飾り。