今の時期から一ヶ月前後の間、日本の各地で七夕まつりが開催されます。笹の葉にゆらめく色とりどりの短冊や飾り…夏の風物詩ともいえますね(ちょうど百瀬さんのブログに、可愛らしい七夕飾りのお写真があります)。七夕には裁縫や染色などの技芸上達を願う風習があったそうです。

こちらは単の着物です。帯は今回締めたものと同じです。私が願いをかけたこと、わかりましたか?

先日の舞踊公演での演目に『流星』がありました。七夕の夜にやっと逢えたね♡と幸せそうにしている牽牛と織女のもとに、天上界のレポーター?の流れ星が飛び込んできて、雷夫婦が大げんかしたことを報告します(それっていま必要な情報なの?と、私が織女だったらものすごく怒ります・笑)。江戸の風俗を巧みに混ぜ込み、観客が楽しみ喜ぶようなお話になっている作品です。

一番手前が『流星』、中国風の華やかな衣裳です。

十代目坂東三津五郎丈の『流星』は本当に見事でした。3年前に国立劇場で拝見し感動したことを鮮明に覚えています。

雷の角を付け、苧環を持っています(画質が悪くてごめんなさい)

流星が手に持っているのが苧環(おだまき=糸巻き)です。織女の持ち物の苧環を、流星が小道具として巧みに使いながら踊ります。華やかで洒落ていて大好きな場面です。

東京では雨模様だった七夕。来年は晴れますように。そして二人の逢瀬を、流星に邪魔されませんように!(笑)