こんにちは!
寒い雨… 続きましたね
そんな空模様の中、2015SSの初打ち合わせ@ロンハーマン

 

昨年の春にスタートした『My Dearest Blue…』は、ある意味、ロンハーマンのバイヤーさんによって後押しされ、世に送り出されたブランドでもあります。

彼女たちとの打ち合わせは、本当にいろんな意味で、幸せなひと時です。
ロンハーマンを牽引するスタッフの方々のウォームハートフルな姿勢、あり得ない忙しさの中で、でも、それに飲み込まれていない...
喜びの中にちゃんといて、そして、お互いを大切にし合っている。

藍染めを本当に好きでいてくれるのもうれしい^^
こういう方たちとお仕事させていただけるのは「幸せ」の一言に尽きます。

藍染めは、本当に不思議です。
夫たちが染めてるのを毎日のように見ているのですが、いつでもハッとさせられます。

藍染めは、青い色を染めつけるのではなく、「藍の青を生む」そんな作業でもあります。

 

染めの姿は、ちょっと儀式的な光景です。

化学藍の染料や化学薬品に頼る藍染めが主流ななか、夫たちの藍染は、昔ながらの発酵に頼る藍染めです。

「灰汁発酵建て(あくはっこうだて)」と呼ばれるその染色技法は、原理としては、浮世絵に出てくるような江戸時代の藍染め職人のものと、さほど変わっていないと思います。

モコモコの泡は藍の華(はな)。 発酵が進んでいる印でもあります

この液は、発酵によって育まれた微生物の作用で染められる状態が保たれています。
藍染めの染め液を作ることを「藍を建てる」と言うのですが
...まるで微生物の育まれる環境を作ること、だから「建てる」なのでしょうか...

だとすると、昔の人ってロマンチックですね。
藍染めのその原理そのものも、知れば知るほど、古の人びとの知恵とロマンに満ち溢れています。

微生物が育つ環境ですから、藍液を建てるために使うものもすべて食べられるもの、自然に帰るものです。

藍液の発酵の状態と向き合いながら、1枚1枚手で染めるそのプロセスは、まさに自然と呼応しながらの作業

だからか、私にとって藍の青は有機的な存在です。
その表情も、青の変化していくさまも、まさに、生き物のよう。

 

「藍の青色は、身に着けた時、なんとも言えない存在感を放ってくれる」と、ロンハーマンのバイヤーゆかりんご(と、わたしは呼んでいます)が言ってくれます。

一年中、世界中の逸品を見て手にしている彼女の、その言葉...
AWで展開した、古着の染め直しニットを気に入って着てくれていて、明日からの海外出張にも持って行ってくれるのだそう

本当にありがたく、うれしい...!

 

藍の話は、少しずつできたらと思います。
とても長くなってしまうから^^

Good day!!