プティ・ミモレッタ バタやんの「読みごろFRaU」

2015.8.5

ヤング・アダルト映画を見逃すな!

今、ハリウッドでもっとも熱い映画ジャンルが「ヤング・アダルト映画」です。『ハンガー・ゲーム』や『ダイバージェント』といった、ヤング・アダルト小説を原作にしたアクション・シリーズ。FRaU8月号では、「そもそもヤング・アダルト小説とは?」「まず観るべき作品は?」などを、海外文学・映画にも造詣の深いコラムニスト山崎まどかさんに解説してもらっています。

「ヤング・アダルト(以下YA)小説は児童書を卒業した10代の若者をターゲットとしたフィクション・ジャンル」(日本にはないジャンルですが、あえていうならコバルト文庫とラノベを足したような感じでしょうか)なんて書くと、なんだ若い子向けか……と腰が引けてしまいそうですが、ちょっと待ってちょと待っておねえいさん!!
山崎さんによれば「現在、アメリカのYA小説の愛読者の3分の1は子どもを持たない30代から40代の大人だと言われている」のだとか。日本の壁ドンブームと同じく、原作も映画も大人たちの熱狂によって支えられているのですね。

YA映画ヒットの先駆けとなった『ハンガー・ゲーム』。各地域から選出された少年少女が殺し合い、最後の一人になるまで戦わせるという近未来社会を描いています。ヒロインを演じたジェニファー・ローレンスはこの映画をきかっけに大ブレイク。

(『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』右がジェニファー・ローレンス。 TM&ⓒ2015 LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.) 

“少年少女たちが殺し合う”なんて残酷な映画に思えてしまいますが、ティーンが観ることを考慮して殺りくシーンは意外とマイルド。主人公が女なので、少女から強く美しい女性へ成長していく過程や恋愛要素もあり、大人の女性が入り込みやすいストーリーです。

ヒットを受けて『ハンガー・ゲーム2』に続き、今年6月には『ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス』が日本でも公開になり、11月20日に完結編となる『同:レボリューション』が公開になります。まだ未見の方はぜひ1作目からチェックしてみてください!

「ローレンスに続いてこのジャンルでスターになった新進女優」として山崎さんが推すのがシャイリーン・ウッドリー。こちらも近未来を舞台にした映画『ダイバージェント』のヒロインを演じています。

(左がシャイリーン・ウッドリー。TM & ⓒ 2014 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.)


シリーズ最新作の『ダイバージェントNEO』が10月16日公開。全4作の映画化が予定されているというから、今からでもぜひ追いついておきたいです。

 FRaU8月号では、このほかにも若手スターの魅力を堪能する“青春もの”と上記のような近未来社会を舞台にした社会派のアクション“ディストピアもの”にわけて、必見作品をご紹介しています。私もこの記事を担当するまで見たことがなかったのですが、すっかりハマってしまい、原作も合わせて読むとさらに深入りしてしまいそうです。若手ハリウッドスターの青田買いとしてもぜひチェックしてみてください☆