曲げ木の椅子は、1819年に、ミヒァエル・トーネットが蒸気を当てて木を曲げる、という技術を開発し、創業したのが始まりです。曲げ木のシンプルな椅子は世界中のカフェで愛用され、類似品も含めると世界で最も売れた椅子と言われています。私の椅子は、下北沢のヴィンテージショップで見つけたもの。新品は白い籐張りの座面なのですが、すでに飴色に変色していたのが気に入って衝動買いしました。曲げ木の椅子は軽いので、立ったり座ったりが楽ですし、移動も簡単。見た目も軽快で、狭い部屋でも圧迫感がありません。私は、仕事机と化粧台の間に置いて両方に使っています。木の椅子の良さは、時間の経過が感じられること。この椅子も、うちに来てもう7年が経ちました。