2015.1.26

エマの凛とした美しさを裏打ちする活動

2015年1月23日、ダボス会議でジェンダー平等のためのプログラムについてスピーチをするエマ・ワトソンUN Women親善大使。©UN Photo/Mark Garten

1月23日、スイスのダボスで開催されていた世界経済フォーラム(WEF)年次総会(通称ダボス会議)で、女優のエマ・ワトソンがスピーチをしました。彼女は、UN Women(ジェンダー平等と女性エンパワーメントのための国連機関)の親善大使を務めています。ミモレよりは妹(娘?!)の世代ですが、イギリス英語で訴える姿があまりにチャーミングだったので、速報です。

この日の発表によると、昨年9月に始まった「HeForShe」キャンペーン(ジェンダー平等の達成に向けて男性も声を上げようという運動)の一環として、新たに「IMPACT 10x10x10」というイニシアチブが一年間、試験的に行われるそうです。まず世界で10の国(日本が名乗りを上げたら面白いのに!)、10の企業、10の大学が、ジェンダー平等のための様々な取り組みをして、さらに拡げていけるか試してみよう、ということのようです。

 

ちなみにHeForSheの活動の一つとして、既にジェンダー平等に共感する世界中の男性が、ネット上で連帯を表明しています。もちろん、オバマ米大統領やマット・デイモンなど、数々の著名人も賛同。残念なことに、日本では私が確認した時点で756人しか署名していません(世界全体では20万人超え)。

そもそもジェンダー平等を支持するとは、どういうことでしょうか?少女や女性に対する暴力、いわれのない差別、偏見に反対するのに加えて、「男性はこうあるべき」という固定観念の押しつけに疑問を投げかけることでもあります。

私は20代の頃、ジュネーブにあるUNHCR本部で、女性をテーマに祝うことになった世界難民の日の広報戦略会議に出席し、「一般の人に対して影響力のある男性に、キャンペーンに参加してもらっては」と提案しました。しかし、「ジェンダー専門家」の肩書きを持つ年上女性の「女性の問題に、男性のお墨付きはいらない」という強い一言によって、あっさり却下。あれから十余年。やっと時代が私に追いついて来ました 笑。

HeForSheでは、女性は自分で署名する代わりに、男性に署名を呼びかけることがアクションとなります。

男性の皆さんへ。まずは日本語で説明を読んでから署名したい、という方はこちらから(国連広報センターHP経由のリンク)。直接、英語のサイトで署名する方は、こちらからお願いいたします(HeForSheキャンペーンサイトへ)。

UN Womenの活動について、もっと知りたい方はこちらへ。(国連ウィメン日本協会HPへリンクします)