これは、今朝のベランダの様子です。小さな植木鉢のバラは、数年前に数百円で買った苗。葉っぱがすべて落ちてしまったり、情けないくらい枝が数本になってしまったり、ということもありましたが、それでも毎年暖かくなると新芽を出し、年に数回、意外なときに花をつけて楽しませてくれます。今年は家人が毎日のように、少しずつ液肥を与えたのがよかったのか、たくさんの蕾をつけました。それがほぼいっせいに咲いて、数えてみたら、12輪。こんな小さな植木鉢のバラとしては精一杯の咲きっぷりですよね。庭は私たちに、命の営みを繰り返し繰り返し教えてくれます。人が緑に、花に癒されるのは、そこに「希望」を見るからだと思います。