2015.10.12

飛騨高山の美味(おとなの遠足・番外編)

栗好きの私にとってとんでもなく魅惑的な季節に、栗の美味しい岐阜に!!…しかし飛騨高山は本当にすべてのものが美味しい美食の街なのです。 

こちらはお精進の八寸。それだけではなく、最後に飛騨牛を♡本当に美味しかったです!

地元の名士の方に連れて行っていただいた歴史ある料亭「角正」。こちらは江戸末期より200年以上続く、精進料理の名店です。広大な敷地の中に母屋と離れが点在し、その間を苔むしたお庭がつなぎます。野趣あふれる中にも丁寧に手入れされたお庭はとても素晴らしかったです。私たちは離れでお食事をいただきました。

趣のある離れ。雪が降ったら雪見障子を開けて、差しつ差されつ三味線で…なんて色っぽいですね。

高山の銘酒をいただき、ほんのり温かくなった体に、夜の空気がひんやり心地よい離れのお部屋。母屋から楽しそうな声が聞こえてきます。唄声のような、吟詠のような…?それは高山に伝わる祝い唄「めでた」でした。高山の人なら全員唄うことができるというこの「めでた」、高山の宴会では〽︎めでた めでたの…と、唄う人があり、これを唄い終えてから無礼講が許されるというのです。それまでは自席を立たず、お料理とお酒を味わい、「めでた」の後に列席の方々と挨拶を始め、お酒を酌み交わすことができるのだそうです。

「めでた」の歌詞を拝見しながら唄を聴かせていただきました。

初めての風習に驚きつつもなるほど!と深く納得…。江戸時代から武家や商家の街として栄えた高山だからこその流儀なのでしょう。

角正さんのお玄関。お屋敷かと見紛うほどの素晴らしい佇まいでした。

とても魅力的な飛騨高山。今回、ご案内してくださった方々のおかげで大変貴重で有意義な体験をすることができ、心から感謝しています。残念ながら駆け足の滞在でしたので、近いうちに必ず再訪したい(次回は車で行ってみたい!)と思っています。