私がUNICEF東京事務所で広報官をしていた頃に、何度も一緒に仕事をさせて頂いた後藤健二さん。プロジェクトが忙しい時期には、お互い飽きるほど連絡を取り合っていたので、後藤さんが屈託のない笑顔で「岩崎さーん」(私の旧姓)と呼ぶ声などが、つい昨日のことのように思い出されます。

南部スーダン(当時)で撮影された動画からのスクリーンショット。Produced by Kenji Goto in partnership with UNICEF(2011年)

2011年に、後藤さんと打ち合わせを重ね、独立前の南部スーダン(現在の南スーダン共和国)で、特に日本政府や日本ユニセフ協会からの資金をもとにUNICEFが行っている人道支援を取材してもらったビデオ(Youtube)。当時は気付かなかったけれど、現地の少年たちの笑顔や、至近距離からの赤ちゃんの穏やかな様子は、人懐っこくてコミュニケーション能力が高い後藤さんだからこそ撮れたのだわ、と改めて思います。彼は、この動画や写真を携え、日本の国会議員や外務省職員のところへ私たちと一緒に赴いて、子どもたちの状況や日本が支援を続ける必要性を熱心に訴えてくれたものです。

もし後藤さんに今回のようなことが起きていなければ、いつもの明るい調子で「ブログ見たよ。いいね〜。そこでまた一緒に何か伝えられないかな?」と言ってくれたような気がしてなりません。

きっと後藤さんは、これからも私たちに普段通り、紛争や災害の影響を受けている人たちのための活動を続けて欲しいはず。だから、少しだけ休んだら、また次回からは気を取り直してブログを書くことにします。