岡野瑞恵 「キレイ手帖」

2015.2.2

美人は、ドレッサーよりメイクボックス!?

若い頃、パリコレクションのバックステージに入ってモデルにメイクを施していたことがあります。アシスタント時代は1番いい明かりがある場所にチーフのメイク道具をセッティングしますので、未熟者の私は図々しくその隣をよく陣取っていました(笑)
 
ほとんどの方は洗面所やドレッサーなど、いつも決まった場所でメイクをしていると思います。ですが、私はコスメをメイクボックスに入れお部屋のどこでもメイク出来るようにしています。それは、メイクボックスは移動ができるので、光や明かりが選べるからです。
 
自分の顔を見続けてきた大人世代であっても、「あれ?私、意外に瞳の色が薄いな」「いつも黒いラインを使ってたけど、ダークブラウンくらいが優しく見える」「くすんできたと思って、少し白めのファンデーションを選んでいたけど、量を塗りすぎて逆にくすんで見えていたかも?」などなど……。時間がある時や、いつもと同じメイクから抜け出したい時など、メイクする場所、光(明かり)を変えるだけで、自分の顔や肌の見え方が違ってくるので、小さな気づきがあるんです。

もともと箱好きなこともあり、自分用のメイクボックスは3個持っています。これはそのうちのひとつ。
機能面もさることながらデザインに惹かれて購入した写真のBOXは、グローブ・トロッターのもの。女優さんにプレゼントしたくらい気に入ってます。

 まず、メイクするのにオススメの場所は、自然光のある場所でメイクすること。自然光だと、メイクのさじ加減(自分に似合う色味やファンデーションの濃さ、コンシーラーの必要の有無など)が明確になるんです!
 
そして、夜のディナーなど、ちょっとドレスアップして出かけたい時は、間接照明の下で、メイクをしてみましょう。間接照明は、最も肌がきれいに見えやすい明かりなので、いつもより濃いメイクをついしがちな夜のメイクですが、よりナチュラルに仕上げたほうがいいことに気づけます! 「極々ナチュラルな肌にワンポイントメイク☆ ヘアは洗い上がりの艶と弾力のあるヘアを合わせればいいんだな」と引き算すべきことが見えてくるのです。
 
私が考えるメイクボックスの利点は3つ。1つ目はやっぱり持ち運べるので光を選べること。日の当たる窓際、朝日が入るベッドの上、テレビを観ながらソファで、食事を終えたダイニング……etc。パッと開けば、そこがドレッサーに早変わり! 2つ目は整理整頓のしやすさ。自分に必要なアイテムが明確に仕分けできますし、キレイになるための道具をキレイにキープすることはやっぱり大切。そして、3つ目は、いつでも女優気分になれるところ(笑)。
 
メイクボックスがあれば、今までと違う自分を発見でき、メイクがもっと楽しくなるはず!