2015.12.17

ひとり股旅 〜クロスバイクで疾走①〜 しまなみ街道編

瀬戸内しまなみ海道には、広島県尾道市から愛媛県今治市までの約70キロを結ぶサイクリングロードが整備。この日本で初めて海峡を横断することができる自転車道は、瀬戸内海の8つの島と9つの橋で結んで成り立っています。

オレンジ色が、今回、編集部・大森が走破した部分です。


学生時代にかなり本気でスポーツをしていたので、スポーツに対しての好奇心に抗うことはできません。自転車を借り、サイクリングロードを走ってみることにしました!

尾道にはレンタサイクルを貸していただけるところが数カ所あります。借りられる自転車は、ロードバイク、クロスバイク、電動アシスト自転車、ママチャリ。大きく分けると4タイプ。「ロードバイクは初心者が単身で走るには少し心配」とのアドバイスを受けたので(電動アシスト自転車に一瞬心を動かされましたが)クロスバイクをチョイスしました。

私は宿泊先であるONOMICHI U2内にあるHOTEL CYCLEにてレンタル。スタッフの方のアドバイスがていねいで本当に助かりました!

サイクリングロードや自転車の説明を受け、午前11時30分、いよいよ出発。「本当に島は日没17時すぎには真っ暗になりますよ」と教えていただいたので、タイムリミットを17時に設定。Uターンをして尾道に戻ってくる時間を計算しながら、「行けるところまで行ってみよう」という、ひとり旅特有の場当たり主義でスタートです!

  • 渡船で対岸の向島まで移動。しまなみ街道の出発地点となる尾道大橋には自転車が通行できないためです。
  • 乗船時間は5分くらいです。
  • サイクリングロードには、このように水色のラインが引かれているので道に迷うことはありません。

基本的に島を外周するコースのため、ほとんどアップダウンはないとのこと。ですが、島と島とはつなぐ橋は海抜40〜50メートルくらいのところにあるため、橋を渡る直前には結構ハードな坂道を登らなくてはいけません。

橋を見上げる度に、あそこまで登らねばならないのか、とちょっとゲンナリ(笑)。

登っているときは修行僧のような気分になり、奥田民生を見に来たはずの広島で、私はなぜ今汗をかきながら自転車を漕いでいるのか」という禅問答と対峙することに。

橋に向かう坂道は、このような専用レーンが整備されています。

ですが、登りきった後、橋の上から見る瀬戸内海と島々が織りなす景観の美しさに疲れは吹っ飛び、さらに橋を降りる際の下り坂で「サイコー!」と脳内ハッピーフェロモン(ドーパミン?)が分泌されているのが自分でも分かりました。このアメとムチが交互にリズムよく押し寄せるところが、しまなみ街道の魅力のひとつなのかもしれません。

雄大な自然の中にドーンとかまえる橋のダイナックな造形を愛でながら、ONOMICHI U2内のベイカリーにて購入してリュックでかついできたパンをパクリ。キャンバスのバッグはキャンペーン中ということでパンとお水を購入したらついてきたHOTEL CYCLEオリジナル。

しまなみ街道――雄大な自然と素朴な島の街並み、構造物好きをうならせるダイナミックな橋の造形美。そして、何より走りやすく整備された道……――なるほど、自転車を愛するサイクリストの憧れの聖地として世界中で注目され、CNNの旅行記事で世界の素晴らしいサイクリングロード8選の栄誉に輝いたことに深く納得した次第です。

はい、もちろん、私のサイクリング体験ブログはココでは終わりません。自転車の愉しさでテンション最高潮に達した頃、私を襲った悲劇とは……

次回、編集部・大森に何が起こったか?