お仕事帰りに同僚と。大切な家族や友人と。
心からおつかれさまと伝えたい日のレストランを厳選してご紹介します。

モダンor粋。日本酒立ち飲みがクールです。
昨今、過熱気味なブームの日本酒を、カジュアルながらも、ちゃんとお洒落に楽しませてくれる2軒。キーワードは、〈立ち飲み〉です。

◆街の裏路地に佇むモダンなSAKE BAR 日本酒専門店 圭 学芸大学
「もっと日本酒の間口を広くして、気軽に先入観なく楽しんでもらえれば」と語る店主。こちらでは、堅苦しい蘊蓄(うんちく)やマニアな会話は持ち出さずに、誰もがその時の気分に合ったお酒をフラットな目線で楽しめるよう、一律グラス¥500で提供。常時さまざまな造りや味わいのお酒が70~80種用意され、テイスティング感覚で楽しむことが出来るのだ。
また、少なめポーションでちょこちょこ味わえるつまみも魅力的。なかでもお通しのお粥は、飲み始めの胃の腑をほっこりガードしてくれて、なんとも女子好みな一品。立ち飲みではなくスタンディングと言いたくなるモダンな店内は、一人飲みデビューにも最適だ。

  • 人気のお通し(お粥)¥300。
  • 「鴨ロースのタタキ」¥600はしっとりジューシー。
  • 左より「残蓬莱 純米吟醸 Queeen」は度数低めで瑞々しい。「笑四季 Extreme 貴醸酒 Monsoon」はデザート酒感覚で。6度(!)の「讃岐くらうでぃ」は乳酸飲料のよう。ALL ¥500。(すべて税込)
SAKE BAR 日本酒専門店 圭東京都目黒区鷹番2-20-19 W.GAKUGEI DAIGAKU 1A tel. 03-6452-4516 営業時間 19:00~翌3:00LO 休:日曜、第1月曜 日本酒は冷やでも燗でも注文可。品書きにない銘柄も多々あるので、気軽に相談するのがおすすめ。おひとり様用料理もあり、「おつまみ盛りあわせ」¥800などがある。※店内画像は姉妹店の「采」になります。

◆立ち姿も様になる、粋な大人の酒処 立ち呑み 三ぶん 東銀座
その昔、「素材よし、器よし、懐にもよし」な<三分亭>なる居酒屋が、江戸に存在したという。そんな粋な心意気の店を今の時代にも、と現れたのがこちらだ。
なるほどそのいなせな雰囲気は、店に一歩入った途端、随所に感じられる。シンプルな木の立ち飲みカウンター、いかにも職人風情の料理人たちがきびきびと動くさま、そして思わず目が行く棚に並んだ洒落た器の数々……。また、自慢の魚はすべて築地で仕入れる天然物で、つまみは¥400から用意。当然、合わせる日本酒もこだわりのラインナップなのだが、なんとこちらもグラスで一律¥500!大人女子ならば、こんなお店を行きつけリストに加えたいもの。

「毛ガニサラダ」¥900は、たっぷりの蟹の身が豪華!
思わずジャケ買いしたくなるカワイさ。左より「米鶴 純米 蛍ラベル」と「千代むすび 純米夏酒」。ALLグラス(6勺)¥500、1合¥900。
三ぶん東京都中央区銀座5-13-12 サンビル1階 tel. 03-3524-8536 営業時間 11:30~12:30(※ 1日10食限定昼膳のみ)、16:00~22: 00LO 、土・日・祝12:00~20:00LO 軽めのつまみから、しっかりお腹を満たす料理まであり、価格も¥400から用意がある。人気は8~10種のつまみがちょこちょこ盛られた「酒呑み八寸」¥1300。 
 
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