お仕事帰りに同僚と。大切な家族や友人と。
心からおつかれさまと伝えたい日のレストランを厳選してご紹介します。
軽やか"ネオ・ビストロ"が、いまの気分
パリのような最先端的ビストロではなく、オリジナル性もありながら奇をてらい過ぎていない、東京ならではのワイン・ビストロに注目です。
◆商店街の奥に佇む小部屋のようなビストロ。LA GODAILLE (ラ・ゴダーユ) 松陰神社前
わざわざ行くというよりむしろ、日常感が強い世田谷線沿線エリアは、街のトーンに溶け込んだ、肩に力の入り過ぎていない良店が急増中。ここ「ラ・ゴダーユ」もそんな存在で、松陰神社前をじわりと静かに盛り上げているビストロだ。
黒板に書かれたほどよい数のメニューは、一見普通のビストロ料理。しかしいざテーブルに運ばれて来た皿はどれも、「お⁉」という少しの驚きや遊び心があり、ワクワクするものばかり。なかでも十数種もの野菜料理が盛られた「野菜のそうざい盛合せ」は、目にも舌にもお腹にも大満足のひと皿だ。
これに、体に染み入るナチュラルなワインを合わせれば、自然と体がユルむこと、請け合いです。
◆ワイナリー併設のレストランが下町に登場! 清澄白河 フジマル醸造所 清澄白河
なんとココ1階はワインの醸造所。その2階では、自社ワインをはじめ国内外合わせて約300種ものワインと、イタリアンをベースにした料理を供している。
オーナーの藤丸智史さんは、大阪にもワイナリー&レストランを持つ人で、ここはその東京版。フレッシュな「生樽ワイン」を頂けるのは大阪同様だが、ぜひこちらでは、イタリア人シェフのニコラスさんが繰り出す、華やかかつ素材の良さを引き出した、見目麗しい"ニコラス料理"を堪能したい。
また、店内奥はテイスティングルームになっており、そこでは簡単なつまみとワインを楽しめる。ぜひ今秋は、"madein清澄白河"のワインを味わってみて!
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