今年も残すところあと約1週間(驚愕!!)。というわけで、数回に分けて2015年のハリウッドゴシップを振り返ってみたいと思います。今回は「2015年いちばん玉の輿に乗ったのは誰だ!?」というテーマ。

姉パリスの影のような存在だったニッキーが、人生で最も輝いた瞬間。

まずは今年どんなカップルが結婚したかをおさらいしてみましょう。先日結婚したばかりのメアリ—=ケイト・オルセンは17 歳年上のフランス元大統領の弟であるオリヴィエ・サルコジ氏と。永遠の独身貴族を貫くかと思われたキャメロン・ディアスは年下ダーリンのロッカー、ベンジー・マッデンと。ブラピの元妻、ジェニファー・アニストンは長年婚約していたジャスティン・スローと再婚。日本でも熱狂的ファンが多いベネディクト・カンバーバッジは脚本家で女優のソフィ・ハンターと、15歳年上女房のデミ・ムーアを捨てたアシュトン・カッチャーは女優のミラ・クニスと、マドンナの元夫で映画監督のガイ・リッチーは若い女優のジャッキー・エインズリーと、そして地味ッ子と思われていたニッキー・ヒルトンは姉のパリスを差し置いて、ロスチャイルド家の御曹司のジェイムズとゴージャス婚。最後に、忘れちゃいけない、ジョニデアンバー・ハードも、今年結婚したビッグカップルです。

この中で玉の輿婚と言えそうなのは、フランスの銀行家で億万長者と言われるサルコジ氏と結婚したメアリ—=ケイト、世界の金融を牛耳ると言われるロスチャイルド家に嫁いだニッキー、そしてほぼ無名女優から「ジョニデの嫁」の座獲得のアンバー辺りでしょうか。

ただメアリ—=ケイトは、双子の姉妹アシュリーと共に自らもエンターテイメント会社やアパレルブランドを経営する実業家で姉妹の総資産は300億円以上とも言われるリッチウーマンなので、サルコジ氏がいくらお金持ちだとしてもようやく「対等」と言えるくらいで、玉の輿に乗った感はなさそう。むしろサルコジ氏が逆玉に乗ったくらいの感覚なのかも!?

どうしてもサルコジ氏がメアリ—ケイトのおじいちゃんに見えてしまうのは私だけでしょうか。

ジョニデより23歳年下のアンバーは、ジョニデが所有するカリブ海のプライベートアイランドで挙式したことでも話題になりました。ちなみにこのプライベートアイランドのお値段は約3億6千万円で、ジョニデの年収は62億円以上と言われています。ジョニデとは映画共演で知り合ったとは言え、ほぼ無名に近かったアンバーからすれば、これは超・玉の輿婚、よね。

美貌と若さでジョニデをヴァネッサ・パラディから略奪したアンバー嬢。ルックスもまさに「ザ・肉食女子」という感じ。

だがしかーし!! そんなアンバーより遥かに大物を射止めてしまったのが、美貌で言うとアンバーよりかなり劣ると思われる(ってほんと失礼ですが、事実なのでごめんよニッキー!)ニッキーだったのです。ケンジントン宮殿での挙式で1千万円近くするバレンティノのオートクチュールドレスを纏ったニッキー、夫ジェイムズの資産はなんと1兆4700万円越え。それってなんて国家予算!?とツッコミたくなるほど、膨大な資産額。ニッキーがジェイムズと知り合ったのは、友人の結婚式だったそう。これから玉の輿を狙うのであれば、ニッキーに見習って、資産家の知り合いが居そうな友人・知人の披露宴や二次会を目指すべき!?

そして来る2016年に注目なのは、今年、「世界で最も稼ぐ若きCEO」ランキングで1位になった年下ダーリン、エヴァン・スピーゲルと交際中のミランダ・カー。エヴァンは日本でも人気上昇中のSNSアプリ「スナップチャット」社のCEOで、資産総額は1800億円以上とのウワサ。ここはなんとしてでもミランダにはエヴァンと結婚していただいて、さらなる「キラキラ女子」道を、極めていただきたいと思うのであります。

オーストラリアのメディア王のオジさまからエヴァンへの乗り換え。私にはなんだかもうミランダが、「色仕掛けでお金持ちをオトすことに邁進している美女」にしか見えなくなってきました。
写真/AFLO