岡野瑞恵 「キレイ手帖」

2015.2.5

黒を操れれば、女は輝く!

40代……メイクをどうしたら良いのか!? 悩ましい問題です。ひと昔前の古い顔や若作りして見えるイタイ顔にならないためにも、マスターしていただきたい色があります。

何色にも染まらない芯の強さがあり、無機質で、無駄がない――今回のテーマは、ズバリ「黒」!

メイクだけでなくファッションでも、黒は強い印象になると思われがちですが、使い方によっては歌舞伎や文楽で裏方の働きをする黒衣(くろこ)や武将の身代わりになる影武者のように、縁の下の力持ち的存在になります。

まず黒を効かせるなら、リキッドで描く“影武者ライン”。ペンシルやシャドウなどで描いたブラウンのアイラインの内側(まつ毛とまつ毛の生え際)に、リキッドの黒いアイラインを細く入れると、ラインの中にさりげないグラデーションが作れるので奥行きが出来き、自然な中に締まりのある目のフレームが完成します。

オススメのリキッドライナーは、アディクションの「リキッドアイライナー」とカネボウ化粧品の「ケイト スーパー シャープライナーS」の黒。

次に、黒を効かせたいのは、“自まつ毛錯覚”マスカラ。まつ毛は一本一本を丁寧にキャッチできるマスカラを使って、きちんと細くセパレートさせて仕上げます。ただ、長さやパッチリとセパレートさせるのではなく、軽い印象の細かいまつ毛に作るとナチュラルな目ヂカラを作れます。

オススメのマスカラは、ヘレナルビンスタインの「ラッシュ クイーン ミスティックブラック WP」と「スペクタキューラー エクストラカール WP」の黒。

繊細な黒を重ねていくことで、さりげないのにハッキリとした目元を印象つけられます。必要以上に黒を盛ったり、主役にしようとしたりすると(例えば、二重幅を黒で塗り潰してしまったり……と使う面積を増やすと)、重たく強すぎる印象に。ナチュラルメイクのように、無駄を削ぎ落としたいメイクのときこそ、味方につけるべきは、「黒」なのです。

質感は艶よりもマットが、よりシンプルで、静なる美しさが演出できるので断然オススメ。色には出せないない強い存在感で、素材(あなた自身!)を最大限に生かしてくれるはずです。

  個人的にも、黒は1番好きな色。黒は大人の女を最大限に輝かせてくれる色だと思います。メイクで黒を有効活用して、女に磨きをかけましょう。