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2016.2.21

「愛がたっぷりのイタリア郷土料理で和む。」

お仕事帰りに同僚と。大切な家族や友人と。
心からおつかれさまと伝えたい日のレストランを厳選してご紹介します。

愛がたっぷりのイタリア郷土料理で和む。
北部エミリア・ロマーニャと南の島シチリア。名産も料理もまったく違う、2つの郷土料理店がある。でも、変わらないのは、シェフの深い郷土愛⁉

◆パリにいたシェフが作る"美食の町"の名物。 IL BOLLITO(神楽坂)
パルマの生ハムに、パルミジャーノに……なんて書き連ねずとも、エミリア・ロマーニャ州が"美食の町"と呼ばれるゆえんは、郷土料理がずらりと並ぶ、この店に来ればよくわかる。ボローニャの名物パスタ、トルテッリをはじめ、チーズや肉類をふんだんに使った料理は、料理人のかの地への思いがじんわり胃に染み入るかのように、こっくりと旨い。が、聞いて驚いた。実は、浅野拓也シェフは、パリで修業していた仏料理人。知人と訪れたエミリア・ロマーニャで、「何を選んでも、当然のように合う料理とワインに感動して」、パスタを打つ日々に転身した。セラーには造り手を訪れて選んだナチュラルワインがずらり!

  • お店の名物ボッリート(牛頰肉、牛タン、豚肩ロースの 3 種盛り合わせ)¥1880
  • エミリア・ロマ ーニャ郷土料理の冷たい前菜盛り合わせ(4 種)¥980
  • "伝統的"詰め物のパスタ、トルテッリ¥1280。リコッタチーズとホウレン草入り(価格はすべて税込み)
IL BOLLITO(イル ボッリート)東京都新宿区若宮町5 tel.03-3235-3225 営業時間17:00~翌2:00、土・日曜15:00~24: 00 休日:月曜 カウンター10席、テーブル10席。料理はアラカルトのみで、国産仔牛モモ肉のボローニャ風カツレツ¥1680、赤牛のパルミジャーノのみで作った白いプリン¥880など。ワインは、ナチュラルワインのみで、グラス¥650~

◆シチリア帰りのシェフの食堂で絶品ナス料理。 シチリア屋 (白山)
シチリア料理のひとつ、ナスの揚げ煮カポナータのナスときたら、とろっとろで口の中で溶けるようだ。旨さが違う。そう水を向けると、店主の大下竜一さん、「このおかげなんです」と、カポナータのためだけにある素朴な調理器具を、愛おしそうに差し出した。
シチリアの料理が、人が、文化が大好きで、現地のレストランで修業を積んだ大下さんが構えた店には、かの地への愛がそこかしこに。料理は、現地で印象深かった味を盛り合わせたセットを出す。必要以上に手を加えず、柑橘類やハーブを活かしていて、とにかく軽やか。魚介が豊富で、野生のフェンネルが入ったイワシのパスタも、きっと日本人好み。
※季節限定のメニューとなっております。

  • 追加オーダーできるマグロ塊肉のトマト煮¥1800。
  • 定番パスタ、イワシと野生のフェンネルのブカティーニ。
  • ウニのブルスケッタ、カポナータ、マグロ頰肉とナスのミント和え、レモンのサラダ。すべてシチリアセット(¥3000)から。(メニューは季節によって異なる)
シチリア屋東京都文京区白山1-5-5 MC白山ビル1F 03-5615-8713 営業時間12:00~13:30LO、18:00~22:00LO 休日:月曜(月一回の連休あり) カウンター 5席、テーブル20席。平日ランチセット3種(¥1200、¥1800、¥2400)、土・日・祝のみの夜のシチリアセット¥3000(前菜6品、パスタ 1 品)。ワインはシチリア産を常時30種ほど。グラス¥600~(すべて税別)
撮影/谷 直樹 取材・文/斎藤優子 構成/藤本容子
FRaU 2014年掲載『おつかれレストラン』より ©講談社