過去にセンセーションを巻き起こした生肉ドレス騒動も今は昔。イケメン俳優テイラー・キニーと婚約してからはすっかり女らしくなって、ファッションも言動も、以前のエキセントリックぶりが鳴りを潜めていたレディ・ガガが、久々に彼女らしいゴシッピィな姿を見せてくれましたっ。パチパチ。

N.Y.ファッショウィークで、マーク ジェイコブスの2016AWコレクションのランウェイに、ガガ様がモデルとして登場。しか〜し、そのヘアメイクがなんとも怖いっ!! オカルト!! 夜道で会ったら「ひえっ」と声が出ちゃいそうな感じなのです。波うたせた前髪に、マリリン・マンソンのようなゴシックメイク。ダークなゴシックをテーマにした今回のコレクションの世界観は良く伝わって来るけれど、可愛い、セクシーという次元をすでに越えている感じです。でも最近妙にシックで「らしからぬ」おとなしめファッションばかりだったガガには物足りなさを感じていたので、そういう意味では面白いサプライズだったかも。

まぶたの上に描いたアイライナーが人形みたいで怖過ぎる、マリリン・マンソンメイク。いくらマーク ジェイコブスと言えども、このヘアメイクが今年の秋冬に流行ることは、まずなさそう!?

ショーの最後に全モデルが集合してのキャットウォークでは、itモデルのケンダル・ジェンナーの後ろに並んでトリを務めたり、バックステージでは長年ファンだったというデザイナーのマークとツーショット写真を撮ったりして、終始ご機嫌だったみたいです。

アラフォー世代の私にはどうしても90年代のアムラーを彷彿とさせてしまう、高いプラットフォームが特徴的な今回のコレクションのルック。

それにしても、人の印象ってヘアメイクで全然別人みたいに変わるんだなあと再認識。メイクのチカラって、やっぱりすごい!

マーク様とガガ様、濃いふたりのツーショット。
写真/AFLO