パリに住んでいる日本人の多くは、やはりパリが好きで憧れていたから来た、という人が多いのじゃないかと思いますが、こと私はといえば、全くそんなつもりで来たわけではなく……。

『FRaU』でブログを読んでいてくださった方には繰り返しになってしまうかもしれませんが、すべての始まりはロンドンへ、これまた“ふと”思い立って留学したことから。半年ぐらいのつもりが、イギリスの生活がすごく気に入り、そして自分に合っているとも感じ。
もっと居たいなと思ったものの、どうにも英国はビザが厳しくてこれ以上は無理だ→じゃあパリにすればいいか(パンがなければお菓子を食べればいいじゃない、的な……)。
という、全くもって「えー、そんなことでいいの?!」という流れであります。

ロンドンへ行くと決めた時もそうですが、「そんな色んな仕事をしているのにそれを全部置いて行くなんてもったいない」とか「これから(歳的に)パリ?!」とか色々言われたけれど……でもまあ、どうしても続けられなさそうだったら帰ってくればいいや、と思ったのです。仕事も、日本に居た時ほどは絶対稼げなくても、ヨーロッパなら必要最低限があれば楽しく生きて行ける。何より、全てが新しく、自由がある欧州の生活が、私にはとても魅力だったのです。

そういう意味では、別にパリでなくても良かったのですが、職業上、やはりパリが一番ちょうどいいかな……と。「今からあの、沢山居るライター&コーディネーターさんの中に入って行くの?」とも言われましたが「すでに沢山居る人たちが皆食べて行けているならば、あとひとりぐらい増えてもなんとかなるだろう」と、謎にポジティブシンキングな解釈をしてみたり(のん気)。

しかしながら、新しい言語=フランス語をイチから始めないといけないという、当然といえば当然の難関が待ち受けておりました。

次回はフランス語のこと、に触れたいと思います!