ASK&ANSWERの次なる講師は、平原由紀子さん。ファッションに特化した広告代理店を創設、ファッション広告業界で女性の地位を築き上げたパイオニア的存在です。近日初の著書『仕事ごはん部下ごはん できる人の会食術』を出版予定でもある彼女に、ミモレ世代のキャリアに関する悩みや、職場の人間関係、人付き合い、マナーなどについてお答えいただきます。

平原 由紀子(ひらはら ゆきこ) 神戸生まれ。老舗広告代理店に16年間勤務。2003年電通と共同出資した広告代理店「株式会社ザ・ゴール」を設立。2013年、創立10周年を機に退職。ファッション広告業界で女性の地位を築き上げたパイオニア的存在。現在は、「株式会社WITH YU」を設立し、ファッション業界を主とした企業のコンサルティグとアドバイスを行う。また、2016年2月クリエーターたちを集め、企画、運営する 「United Editors 株式会社」を設立。HP

◆ヤジ(35歳)
銀行に務める35歳です。久しぶりに会った同期の男性が、「女性は安倍政権によって守られているから、能力がないのに管理職になれてしまう。でも能力がないから俺らは苦労するよね。女性だって制度のせいでムリヤリ管理職にされて、本当は平のままでいいと思ってるだろうに、迷惑だよね」と、女性である私の目の前で、私が同調してくれるものと信じて疑わない顔で話していました。反論したいことは山のようにあったのですが、あまりに次元が低いというか、意識、想像力が欠落しすぎていて、もはや何から反論していいかも分からず……。私は、何と言えば良かったのでしょう?

◆Mayママ(34歳)
正式には間違っているけれど、間違いのまま一般化して、正しい言葉使いをするとかえって不自然になってしまうものってありますよね。たとえば「お疲れ様やお世話様は、目上の人が目下の人に言うひと言だから使ってはいけない」と言うけど、このひと言を使わないのと不自然なシーンは多々あり……。また最近は、「●●というカタチでいいですか?」と言う相手も増えており、場合によってはそのほうが分かりやすい気もして、目くじら立てることでもないのかなという気がしています。こういう言葉遣いの正しさ、どこまで追求すべき?

◆みんみ(42歳)
今年入ってきた新人に苦しめられています。注意をすると、すぐに泣くのです。大勢のいる前で。私の会社は男性が多いため、いかにも私がイジめているという目で見られてしまいます。この新人は、男性がいるときといないときとで、態度も違います。それをあるとき、一人の男性社員にポロッと言ったところ、「気のせいじゃない〜」と、女同士の嫉妬のように流されてしまいました。ザ・女子な部下、どう操縦したらいいのでしょう?

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(こちらの質問募集は現在応募を締め切らせていただきました。たくさんのご質問ありがとうございました。)