我が家は信者ではありませんが、カトリックの幼稚園のプレに通っていた息子の手提げバッグは、私のアイディアで「迷える子羊」に。裁断・縫製は実母にアウトソーシング。私は、輸入物のワッペンのアイロン付けを担当しました 笑。

先日、息子が、1年半お世話になった幼稚園の未就園児クラスを卒業しました。共感できる教育方針、素晴らしい諸先生に惹かれ、片道一時間かけて付き添った私にとっても、かけがえの無い期間でした。

主担任の先生は以前、学級通信に、「先日受けた研修で、人にとって大切なのは、トゲの無い、優しく温かなものに包まれた経験を持つことだと教わりました」と書いて下さいました。まさに、息子は家庭のみならず未就園児クラスでも、そうした経験をさせて頂いたのです。

その園は、子ども病院にも近く、カトリックの教えに基づき、重い病気と闘う子、発達のゆっくりな子も積極的に受け入れています。これは、プレスクールを選ぶにあたり、私が考慮した点の一つ。実際に、そうしたお子さんたちの成長や、親御さんたちの前向きな姿勢を間近で見たこと。そして、クラス全体としても保護者間の和やかな輪の中に身を置けたことが、私としては本当に有難い体験でした。

メディアでは、「ママ友同士の足の引っ張り合い」といった「恐ろしい」側面を面白おかしく紹介する傾向があります。私も、子どもが公園デビューする前までは、ちょっと不安でした。大学でも職場でも、「女同士の輪」に馴染めないタイプだったので。

ところが、これまで私はママ友に恵まれています。近所の公園などで知り合ったママたちの中にも、波長の合う人がいます。元キャバクラ嬢のママ友も気配り上手で「気持ちのいい人」だから尊敬しているし、子どものおかげで、自分自身の知人関係に多様性が増すのを実感。

先日のNHKスペシャルだったか、日本では多くの女性が「ひとり育児」をせざるを得ないので、ママ友との絆を深めることになり易い、というようなことを聞きましたが…それは確かにそうかも。生後数ヶ月の息子と二人で家に居て、震度4くらいの地震が起きた直後に「大丈夫でしたか?」とわざわざ様子を見に来てくれたのは、他でもない、同じマンションのママ友でした。

今後、子どもが進学するにつれて、ママ友付き合いに悩むことも出てくるのかも知れません。が、それはまた、その時。ちなみに職場としての国連は、魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界と言われます。「それに比べればマシ」を願います。