2016.3.23

起業:わたしのブランドストーリー②

わたしが越したのはアメリカ東海岸でNYから車で2時間少々の古都Philadelphiaの郊外。

夫の仕事の拠点があるため、大した海外経験も、英語力もないにも関わらず、わたしにはノーチョイス。泣

NYは若い頃に少しだけ住んだこともあったし、仕事していた時に何かと縁があり、毎年のように行っていたものの、考えてみればアメリカ本土はNY以外の都市に行ったこともなかったため、さてどうしたものかと仕事もソーシャルに関しても(そして妊活も)途方に暮れたもの。

 これがNYやLAといった日系企業やその周辺需要の多い地域であれば、友人もいるし、そこで何らかの就職やアルバイトをしていたかもしれませんが、ここは日本人も極すくないため、日本人であることが就職に有利に働くケースは恐らく殆どない。

しかもまともに英語も出来ない!というわけでだったら自分で起業するしかない、と心を決めており、ずっとあたためてきた起業アイディアについてのリサーチも始めていました。

日本を出る前は色々な友人や同僚に、いろいろな形で経緯を話し、送別会などをしてもらいましたが、そのたびに「漢方でブランドを作って起業するの」と話すわたしを皆不思議そうに見ていたように思います。

 ワーカホリック的な所があったわたし、こいつは家に籠っているタイプじゃないな、と思うことはあっも、皆わたしに漢方やハーブの知識がないことは知っていたからです。

それでもわたしはなんとか起業し
自分のブランド PLANTOLOGY を立ち上げ
Figaro のベストコスメでサプリメント部門でNo.1 となったり(某日本の最大手企業の製品を差し置いて!)
名だたる雑誌に製品を掲載して頂いたり
有名モデルさんたちに愛用品として雑誌やご自身の書籍でご紹介いただいたり(当たり前ですが謝礼などを支払ったりしているわけではなく実際にご購入くださっています)できるようになりました。

はじめて商品のラベルが家に届いた時はわくわくしたもの。化粧品会社にいたころは毎シーズン数えきれないくらい作って来たラベルですが、自分のものとなるとどきどき。

なんだかこうして書くと嫌らしいかも。でもこれはちっぽけな実績を並べてひけらかしをしたいのではなく
経験も専門知識もなく
コネもお金もなく (お金のことも追々書きますね)
勢いも今ひとつでも (何せ自分1人の起業って、意志薄弱でだらしない自分にはなかなかエンジンかからず相当もたつきました)

それでも起業は出来るということ。ブランドも作れるということをお伝えしたく。

今の時代、世界中どこにいてもオンラインでつながれるし(実際ミモレの読者の方にも海外在住の方が多いとお伺いしました!)
アメリカはもちろん、日本でもスモールビジネスをサポートするための様々なサービスが増えていて、自分1人でもいろいろなリソースを活用すれば仕事は立ち上がります。

わたしの場合はそれが「オールナチュラルで、飲み易い、漢方ハーブサプリメント」というものでしたが、誰でも自身を投影できるようなものさえ見つかれば道はあるんじゃないかなと思います。

わたし自身、そしてブランド/会社自身まだまだ未熟で、小さくて吹けば飛んじゃうようなものであり、大切なところでは、全然儲かっていない!けれど、これからやりたいことがたくさん、アイディアノートはふくらむ一方で、これが楽しいし、自分の原動力にしたいと日々思っています。

自分の行動や可能性を制限しているのは、お金でも時間でもなく「自分自身」であるということを最近繰り返し耳にするようになり、毎日何回も自分に言い聞かせるようにしています。

自分だったら何で起業しようかなあと妄想するだけでも、気持ちが自由でわくわくしませんか?

 雅子