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2016.4.16

カレーにチリにバリエも豊富。体にいい豆料理が、ジワリ人気上昇中。

ヘルシー志向の近年、見直されている食材のひとつが豆。人気カフェのオーナーがオープンした豆を食べる店や、豆が欠かせない南インド料理の店もファンが急増中だ。薄着の季節到来を前に、高タンパク低脂肪、食物繊維豊富な豆料理で体をリセット!

〝体にいい〞を追求して誕生した豆を食べる専門店
チリパーラー9(九段下)

ベジタリアン チリ¥1000~(レギュラーサイズ)。パンは軽い食感のコーンブレッド。チリの向こうにあるピカリリも、自社農園の野菜で作る自家製だ。

チリビーンズから、コーヒーまで。豆をとことん味わう専門店が登場した。作ったのは『麹町カフェ』のオーナー。体にいい食べ物を追求したら、辿り着いたのが豆だったという。コーヒー豆以外に、オーガニックの豆もスタンバイ。金時豆と黒目豆は、自社農園の野菜などと「ベジタリアン チリ」に、うずら豆はオーストラリア産牧草飼育牛のミンチとともに「スタンダード ビーフ チリ」になる。どちらも調味料はオリーブオイルと塩、少しのスパイスのみ。小林優太店長の「ものすごい量の野菜と豆を煮込みますから」との言葉どおり、野菜の甘味や旨味が活きたやさしい味わいだから、食後感もすっきり。豆は、サラダや日替わりのスープにも!

豆より肉、という人には、系列のベーカリー『FACTORY』の全粒粉ロールで作るホットドッグも。自家製ポークソーセージの、ポチ¥530。
スタンダード ビーフ チリ¥1100~。ライスかパンをチョイスして。ライスは京都伏見の農家から届く無農薬の玄米ご飯。タマネギ、コリアンダー、サワークリームまたはチェダーチーズのトッピングがつく。カレンツ入りのコールスローと、甘辛いピクルス〝ピカリリ〞が食べ放題で、このピカリリも食感鮮やかで旨い。
大鍋で豆を煮込んでいるキッチンが見える、カフェ風店内。

【チリパーラー9】 
東京都千代田区九段南3-7-12 九段津田ビル 1F 03-3234-2309
8:00~(モーニング11:00LO、ランチ11:00~15:00LO)~21:30LO(土、祝17:30LO)
休日:日曜日 カウンター5席  テーブル10席  モーニング¥750、ランチ¥900  サンドイッチ各¥390 などすべてテイクアウト可 (すべて税込)

南インド料理の名店で、豆料理の奥深さを知る。
南インド料理 ダクシン 八重洲店 

強烈な酸味と辛さが特徴の南インドスープカレー、ラッサム¥600。

南インドを代表するカレーのサンバル(野菜カレー)も、おつまみのマサラ・ワダも、主役は豆。サンバルは、トゥールダルと呼ばれる豆を煮て、その豆と煮汁、野菜、スパイスだけで作る。マサラ・ワダもチャナ豆と野菜、スパイスだけ。さらにパリパリの薄焼きパン、ドーサをはじめ、豆を使った料理の多彩さに、目を見開かされる思いだ。「南部の料理は、北部に比べても豆や野菜を使ったものが多いんですよ」と、南部カルナータカ州出身のオーナー、ラターさん。動物性の材料がいっさい入らないのに、辛さの中にジワリと旨味を感じる滋味深い味わいは、腕の確かな料理人だからこそ。最近増えている南インド料理店の中でも、格別なおいしさだ。

チャナ・マサラ¥1220。酸味を利かせたヒヨコ豆とジャガイモのカレーで、これはが姿のままたっぷり。黒レンズ豆と金時豆のダル・カレーも美味い。
南インドを代表するおつまみ、ワダは2種類。ゆでたチャナ豆を粗く挽き、タマネギ、スパイスなどを混ぜて揚げたマサラ・ワダは2個¥580。
ダクシンとは、サンスクリット語で〝南〞という意味だそう。東日本橋が1号店で、オープンキッチンスタイルの八重洲店は、昨年秋に2周年を迎えたばかり。
【南インド料理ダクシン 八重洲店】
東京都中央区八重洲2-5-12 プレリービルB1  tel.03-6225-2640  11:00~14:30LO、17:30~22:00LO(土日21:00LO)無休  カウンター7席、テーブル58席、ランチ¥815~、アラカルトのほかコース¥3200~もあり(すべて税別) 
このページは、女性誌FRaUの連載「おつかれレストラン」
(2013年)に掲載された記事を修正・加筆したものです。
撮影/小出和弘 取材・文/齋藤優子 構成/藤本容子