2015.2.16

後藤シェフの料理とジャケットと

以前お仕事をさせて頂いた、レストランAmourでの久しぶりのランチ。

後藤シェフとは、以前別の店で一緒に働いた事があり、こちらのレストランでも快くお手伝いをさせて頂くことになりました。Amourをオープンしてその同じ年にミシュランガイドで一つ星を頂いた事は本当に嬉しくて、その夜にマネージャーやキッチンスタッフみんなでささやかな祝杯をあげたことが、まるで昨日の事の様に思えて。

西麻布の住宅街をさらに一本入った一軒家。

1階のエントランスでお客様をお迎えし、2階のダイニングへご案内、そしてワインセラーは3階という造り。朝から夜中までこの館で1階から3階までシェフとマネージャーとスタッフと、本当に良く動き廻った。家には寝に帰るだけの毎日だったが、充実していたなあ、と今日はダイニングで食事をする自分が当時を振り返り感慨深くなっていた。 シェフには黙っていたが、ミシュランで星を頂いた記念にArmaniで黒のジャケットを買った。サービスをする際にモチベーションを上げたくて、制服を変えたのだ。誰も何も言わなかったが、(気付かなかったか?)私のテンションは本当に上がった。服というのは、たとえ控えめな立場でいる給仕でも静かに密かに自信をもって仕事をさせてくれると気付かせてくれた。

今日は、実はそのジャケットを羽織り、出向いたのだった。

本当にいつも繊細で綺麗な一皿。

厨房もいつも整頓されていて、きれいなのは変わらず。

フォンダンショコラはバラの香りが纏っていた。