2016.5.4

あかちゃんにも女にもやさしいこと

こんにちは♩みなさまGW真っ最中でいつもと違ったシチュエーションでミモレをご覧かもしれませんね。こちらアメリカ東海岸は初夏の陽気からまたしばらく肌寒い日が続いています。早くあったかくなって欲しいなあ。

今週末には1才になる息子!昨年からの写真を見返したりすると本当に感慨深くて泣きそうなくらい。これはプレイスペースに遊びに行ったときに。

さて、この4月からお子さんが保育園デビューされた方も多かったのではないでしょうか。そんな中、開園予定の保育園が子供の声を騒音と見なした近隣住民の反対運動にあい断念された、というニュースがしばらく前にありましたね。

「反対派」はTVカメラやマイクを向けられると、’’道路がせまくて危ない’’ などともっともらしいお答えをされるのですが、実際は''騒音''のために地価が下がる、といった分かりやすいエゴにより反対運動をされたのでしょう。

少々キツい表現をしていますが、何故かというと、姉が甥、姪を通わせていた保育園も、移転することとなり土地を取得したときに、周りからの反対運動があったから。

母のところにも昔からのお友だちから署名の誘いがあったそうですが、園の保育の方針に共感し、長らくお世話になっていたこともあり、絶対に署名できないと断ったそうですが、反対されていた方は 「ペット霊園が近くに出来たら誰だって反対するのと同じ!」と語気荒かったそう ・・・・・・今文字にするとあり得ないくらいひどいたとえですが、これが地価の下落を懸念する「反対派」の本音らしい。

たしかにわたしの実家近くは古くからの住民が多く、大型/高層マンションも基本的には立たず、道もとても狭いので、人の出入りが増える保育園を敬遠したがるような意識も分からないではないですが、これだけ少子化とその原因の一つである 周囲の無理解と保育園不足による仕事との両立の難しさが社会問題と言われているのに。憤りを通り越して呆れたものです。
(実家がそこにあり、長年住んでいるわたしですが保育園の建設が理由で地価が下がったと言われてもそれはそれとして受け止めます)

結論からいうと、その保育園は近隣住民との話し合いを経て建設と開園にこぎつけました。

逆にその際のすごいエピソードとしてはその園の保育方針に惚れ込んだ卒園生の親御さんが数億円融資したということ。ご本人のお子さんは既に卒業されているのでもうお世話になることはないのに、それだけの想いで保育園を支持される方がいるのも、また「反対派」との対比を際立たせる話でした。建設された保育園はとってもきれいで、さらに地下には大人たちが集えるバー付きの防音のシアタルームのようなものまであるんです。笑
子供だけではなく、大人も楽しめるって良いですよね。

一方こちらアメリカはフランス以上に出生率が高く、妊婦、子連れに本当に優しい国。
妊娠中も丸いお腹で歩いていれば、皆が次々に「おめでとう!」「予定日いつ」「男の子?女の子?!」と聞いてくるし
産まれてからもベビーカーで歩いていれば、老若男女関わらず皆さんドアを開けてくれたり、息子に声をかけてくれたり手を振ってくれたり、名前を聞いてくれたりと、本当にフレンドリー。じゃまかしら、とヒヤヒヤするような経験、実はしたことがありません。
わたしも妊婦さんや新生児連れの方を見るとつい声をかけずにはいられません。妊娠出産は究極の共通体験だし、赤ちゃんは社会が育てるものだとやはり思うから。
宗教的にも特にカソリックに関しては産めよ増やせよ的な発想があるようなので(すみません、不勉強なため表現が不適切な場合はご容赦ください)、子だくさんが多く、わたしが住んでいる郊外は東京ではあまり見かけない3人兄弟も普通の光景。我が家に来てくれているベビーシッターさんは4人の子持ちです!

頼れる親や兄弟、友人がいない中での育児はやはり大変さもありますが
子供を持つこと、家族を持つこと、(わたしがボロボロになりながらもね)育児していることを誇らしく思えると感じられるのが救いとなっています。

日本は全てが整っている国。
例えば電車やデリバリーなどが遅れることは稀で
どんなシチュエーションでも声をかけあうことなくとも皆が自主的にルールを作り、守ったりもできる。だからこそ子供が泣く、騒ぐ、といった「予定調和」を乱すことを極端に嫌う傾向にあるのかも、という話を聞いたことがありますが、それに加えてこの多忙な世の中が「おたがいさま」という古くからある日本の感覚をなくさせてしまうのかもしれませんね。

わたしもこの半年で3回も東京に帰りましたが、その度に電車に乗るときは毎回緊張したものです。幸い息子が泣き叫ぶようなことはありませんでしたが、万が一を考えておしゃぶりを持ち歩くようになったのも東京で過ごすためでした。それでも結局大きなストローラーはじゃまって言われてしまうかしらとタクシーを多用したものです。
しかしそんな中、こんな記事を見つけてとてもうれしくなりました。(相変わらず前置きが長いね?!) 「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」です。

電車などの中で赤ちゃんが泣いたり騒いでしまった時のこちらの焦りを軽減してくれるようそっと知らせるためのステッカーを制作されたとのこと。スマートフォンやタブレットに貼ることができるサイズで赤ちゃんと赤ちゃん連れの親への気持ちが伝わるようになっています。

やたらとオープンな郊外暮らしのアメリカ人と違い日本人はシャイですぐに声をかけることが難しいので、ステッカーのアイディアはうれしいし、このイラストもかわいくて癒やされますね〜。
わたしもかなり欲しいです。笑 

エッセイスト紫原明子さんの呼びかけによりウーマンエキサイトが発足させた「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」。このイラストいやされます。

 

ママはとっても大変です。とか
泣くのは子供の仕事です。
なんて一方的な権利意識を振りかざすのも、周りの無理解がわたしたちを追いつめてます的な被害者面するのもどちらも、わたしの好みではありませんが
何がどうって、女性はそれでなくとも社会からのプレッシャーと闘っていて大変なのだから、もっとやさしい社会になって欲しいなと願うばかりです。

では引き続きGW楽しんでくださいね。

雅子